米国の大統領選まで2週間となった。
8年も待ったクリントン氏に、米国初の女性大統領にさせてあげたいと願う一方で
下馬評を覆しトランプ氏が勝利するのではないかと考えている。
米国民は「change」を信じてオバマ大統領を選んだ。
あれから8年、国民が望んだ変革は得られたのだろうか?
ヒラリークリントン氏は女性であるがエスタブリッシュメントで
民主、共和党関係なく、今までの男性大統領と何ら変わりはない。
現在のオバマ路線の延長線上にあり、現状に不満を持つ者を代弁者とは言い難い。
トランプ氏を支持する層は、失礼な言い方かもしれないが
トランプ氏も人柄や実行力を買って推しているというよりも、息が詰まる秩序や支配体制に変化をもたらしてくるのではないかという期待を
トランプ氏にかけているのであろう。
トランプ氏でなくても、既存勢力を代弁する候補者でなければ、サンダース氏でもネーダー氏でもよかったのだろう。
ドナルドトランプ氏の名前を小学生の頃から知っているが
報道されているほど酷い人ではないと思う。
彼を勝たせたくない人達がいるのではないかと邪推してしまう。
トランプ氏が報道の通り過激な人物だったとしても
政治や外交はチームでするものであり、有能なスタッフがいれば心配無用である。