風に吹かれてburabura日記

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感謝です。

「森一生映画旅」です。

2011年06月14日 | 日記

大映の映画監督、森一生の特集上映です。 (シネヌーヴォ 6/11-7/8日)

黒澤明のような巨匠とも、小津安二郎のような名匠とも呼ばれることなく、監督賞にもほとんど縁も無く、ひたすら

悪名シリーズ、座頭市シリーズといった低予算、短期間のプログラムピクチャーを作った監督です。(左: 特集上映のポスターです)

その中の「不知火検校」は、後の勝新太郎の代表作、座頭市シリーズに発展します。(中: 盲目のワルを演じ、演技開眼といわれた作品です)

時代劇の市川雷蔵に、現代劇をやらせた「ある殺し屋」は現代劇の代表作になります。(右: 今から40年以上も前のポスターです)

  

「大魔神」シリーズも作りました。この静かな顔の魔神さまが、怒るとこんなになって暴れだします。高校生の頃、わくわくして見ました。

 

映画評論家に評価されなくても、限られた予算と時間の中で、ひたすらお客さまに喜ばれる映画を作り続ける…好きですね、こんな生き方。