舞台中継版「上海バンスキング」を観ました。 (平和祈念資料館)
初演は1979年、オンシアター自由劇場の日本演劇史上に残る名作です。
昭和十一年頃の上海を舞台に、日中戦争に巻き込まれる人々を描きます。
吉田日出子さんのけだるい歌声、バクマツこと笹野高史さんのトランペット、
役者さんたちがジャズを歌い、舞台狭しとスウィングします。
余貴美子さん、小日向文世さんなど知ってる顔もいます。
幕が下りて、出口で役者さんたちがジャズを演奏しながら、お客様をお見送りするのも、お約束です。
いやぁ、芝居っていいもんですね。
舞台中継版でも、充分楽しみました。星☆☆☆みっつです。
(戯曲 斎藤憐 監督 串田和美 ナレーション 中西龍 120分)
写真は資料