風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

介護のうた・別れのうた。

2016年04月09日 | 日記

 朝日歌壇には介護のうた・別れのうたもあります。

いくつか選んでみました。


トイレまでわずか数歩の距離なれど 肩にくい込む夫の両手哀し

お彼岸の炊き込みご飯冷凍す ひとりで暮らす母のみやげに

困ったな施設に入る母なれど 父と同じ所は嫌だと言う


「ありがとう」と言えばいいのに「ごめんね」と 言う母哀し白粥の湯気

父は納豆母はおからが嫌いだった 介護始めて五十歳で知る

後悔はあなたが元気でいた頃に ちっともお洒落をしなかったこと


この歌で締めましょう

二度とない人生なれど四半世紀 介護に明け暮れこれも又よし


今年もきれいな桜を、見ることが出来ました。感謝です。