小泉八雲とその妻セツの人生を描いた、芝居のチケットが当たりました。
「メトミミトヤミ 小泉セツと八雲の怪談」です。 (6月4日 尼崎ピッコロシアター)
芝居好きの私に、嬉しいプレゼントです。
小泉八雲は明治33年、松江の中学教師に赴任します。
身の回りの世話をするセツから聞く昔話、子供のころのこわ~い話に興味を覚えます。
書き留めていく八雲と「雪女」「耳なし芳一」などのお話が、そのまま舞台で展開されます。
今から百年以上も前、外人さんと結婚する女性って本人もだけど、周囲からどうだったん?
一昨年、放送大学で「ラフカディオ・ハーン」の人と作品を、
二日間で十時間近い集中講義を受けました。
元武士の家族から勘当され、村人から激しい非難を受けるセツさんですが、
ハーンはそんなセツさんとセツさんの家族、親戚までも大事にします。
島根から熊本、神戸、東京へ転勤しても、セツさんの家族、親戚の面倒をみたそうです。
放送大学で習ったいくつものエピソードが舞台で演じられ、八雲の世界を楽しみました。
写真は理療から。