明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

Begali HSTⅢ Single lever keyの新鮮な違和感

2025年02月14日 14時20分53秒 | 今どき無線

先日、Begali HSTⅢ Single lever keyを入手したばかりですので、それほど使っていませんが最初の1打目からほんの少しの時間は違和感を感じ、ミスが多くなりました。

現在は多くのパドルがスクイズ操作を可能とする為に2枚のパドルの間隔が広めに作られています。Vibroのバグキーやシングルキーも1枚のパドルと指当てが合体しており親指と人差し指の間隔がある程度広くなるようになっています。

対してHSTⅢのそれは「薄~い」のです。これだけ薄くなりますと親指と人差し指が殆ど繋がった感じとなり左右の往復運動距離が多く必要になります。たかが数センチですが指先の感覚は従前の感覚を記憶してますので、軽く新鮮な違和感を感じる事となります・・でも直ぐに慣れますから心配ご無用ですhi

>往復運動距離が多く必要・・と書いたのですが、少なくなるのかもしれません(笑)

ハイモンドのBK100やシングルキーは1枚モノですから近い感覚だと思いますが、それよりも更に薄い仕上がりとなっています・・だからカッコ良い訳です(笑)

↓  ↓ 対面側のパドルは比較的広い間隔のKENT-Keyです。


本場のHSTスタイルだと「いきなり複式」も出来るみたい

2025年02月11日 20時09分01秒 | 今どき無線

Begali HSTⅢ Single lever keを手中に収めたので、早速「複式」を少し練習します。

いやぁ~難しいです。メカニカル・バグキーの方が数倍簡単な気がしますね・・人によっては「複式は出来るけど、バグは全然ダメです」という方もいたりして色々です。どうしても親指と人差し指がリズミカルにスイングしてくれません。

練習すれば何とかなるような気もしますが実際のQSOはもう少し先になりますね(笑) 

色々とキーを弄っていてふと気が付きました・・「そういえば本当のHST競技では参加者の大半が複式みたいだけど動画等で見る限り、みんな横向きに使っているな・・」という訳でカッコだけHST競技の真似をしました・・が、打てるのです!! 縦置きよりも遥かに速くリズミカルに・・「なるほど、そういう事ね」と納得です。

実はこの横向き打鍵が気持よく打てるというのは既に経験済みです。私は移動運用の時はGHDの小型エレキーを使用しますが、磁石等で固定するのではなく左手でスッポリと握り、右手で打鍵しています。正に横向き打鍵ですが、実に快適に打鍵できるという事には気が付いていました。慣れの問題もありますがスイングよりプッシュ・プルの方が簡単なのかもしれませんね。

でもデスクで横向きは・・微妙なので縦向きで少し練習します(笑)


Begali HSTⅢ Single lever keyの到着

2025年02月11日 13時29分44秒 | 今どき無線

今日は早朝より楽しいQSOが続きましたので、その後はTS-830を温めながら5球スーパーでラジオを聴いていました。

ここ数日、昼頃になると強い風が吹きますのでアンテナも低めにしてくつろぎます。暫くすると携帯に宅急便Drよりヤマト・コレクト便の連絡が入り・・受け取りました。

Begali HSTⅢ Single lever keyの到着です。

元来、私はエレキーもシングル派でどんなキーでもスクイズではなくシングルで使用しています。今朝まではBegali Simplex Monoというシングルキーを使用していました。外観はこのシリーズのスクイズキーと同じですが、スクイズにならないシングルキーです。

以前よりこの HSTⅢ が気になっていたのですが幸いな??事に(笑) 国内に在庫が無く「仕方ないよね・・」と思いつつ連日チェックだけは欠かさずにしていたところ、突然「在庫アリ」になってしまいました(笑)

これでエレキーのみならず複式も練習再開しようという算段です。

↓ ↓ 光ものではなく、機能美の美しさが漂うキーです


今朝のVintageさんは、DRAKE TR-7!! 

2025年02月11日 09時10分12秒 | 今どき無線

今朝は朝7時前からお馴染みの長野のOMと和文CWで面白い話に花を咲かせました。アッという間の1時間です。増殖するリグの置き場所や宅配便の受け取り方法等・・いや~面白い(笑)

そして1時間が経過してファイナルとなりましたが、その後に同じ県内の初めての局からコールを頂きました。受信の合間にQRZ.comを開きますと素晴らしいシャックの写真が飛び出します。そして写真には、あの「DRAKE TR-7」が写っているではありませんか!!

「といっても今日のQSOは今どきのリグかな・・」と思いながらお聞きしますと「DRAKE TR-7でやっています」とのお返事・・凄いですね!! 私は開局以来、全バンド・モードを通してこのリグをお使いの方とは初めてのQSOです・・それも和文CWでとは・・嬉しくなってミス打鍵が増えました(笑)

このリグは1979年頃の発売のオール・ソリッドステート機で従来の真空管式だったTR4やT4/R4シリーズからDRAKE社が大きく舵を切ったリグですね。たまにオークションで見ることはありますが、国内でこのリグを現用している方は殆どいないのではないでしょうか。正真正銘のVintageなリグという訳です。

表示はデジタルですが、PTO(VFO)はLCだと思います・・でもとても安定した信号でした。次回のQSOではもっと色々なTR-7のお話をお聞きしたいと思いながらQSOが終わりました Tnx OM

↓ ↓ オール・ソリッドステートになっても「DRAKEブルー」は健在ですネ


2時間をロスしたら7MHzの和文局は誰もいなくなってしまった

2025年02月09日 17時38分22秒 | 今どき無線

今日は朝のA1クラブ和文OAMはIC-7610で参加して同時にTS-830も暖機します。

OAM終了後はTS-830タイムと決めていたのでアンテナを切替してワッチを開始するのですが・・ふと何気なくFIXスイッチに触れるとキャリアがヒヨヒヨと聞こえる接点不良です。TS-830の最も有名な不具合ですね。先日再発したのでタップリとクリーニングしたのですが時間経過で再発するのが接点不良です。

もう一度洗浄しても多分再発は避けられそうにないことから、このスイッチをバイパスしてしまおうと考えました。しかしサービスマニュアルの分解図を確認して一気にやる気が萎えてしまいました。

昨日はTS-520の二号機を色々と弄り回したので、もう満腹な訳です。この問題のスイッチ基板を取り出すにはツマミを全部取り去り・・フロントパネルとVFOも取り出します。更にフロントパネルの内側にあるサブパネルも取り外す必要が有りそうで・・面倒です。仕方なく再度の洗浄でガマンしようと隙間から問題の基板を見ていました。

良く見るとこのスイッチは2連のスイッチになっており片側は使用されていないようです・・「多分、両方使うようにすれば改善出来るかも・・」という期待をしてVFOスペースから半田ごてを差し込みます。3つの接点全部には届きませんので今回はセンターのcom端子のみをショートさせました。結果は素晴らしく、従前にスイッチのツマミを指でグラグラさせるとヒヨヒヨといっていた信号がビクともしなくなりました。万一、再発したら今度は元気に分解して根治させたいと思います。

さあ、これで和文CWでホレホレやるぞと意気込んだのですが・・たまたま「チョッとSSBの方はどんな具合かな・・」と思いSSBをワッチしましたが復調音が変です。LSBの復調音が鼻が詰まった様な音で明らかに異常です。CWモードでは正常ですので色々と悩みます。

「送信はOK、CWの受信もOK・・考えられるのは・・」何だか技術系の資格試験の様になりましたね(笑)  実際にシーケンス制御等の試験では壊れたモノが提供されて修理とか修正をする試験がありますね。

仕方なく上下のケースを外して先ずはキャリア系の発振周波数を980円カウンターで確認したりTRの頭をコツコツして、IF系も同様にハンダクラックやTRの不良等を確認しますが、解りません。今日はこれ以上やる気にならず、ケースに収めてフロントパネルを見ながら「これじゃ試験は不合格だな・・」等と思いながらぼんやりしていました。

すると「アッ!!判った!!」お粗末な原因です(笑)

このTS-830はCWフィルターが入手出来ずにトリオの代替品を挿入していますが、中心周波数に相違があるためIFシフトを9時方向にする必要があったのです・・それだけの理由でした・・お粗末(笑)

SSBをワッチする時はTS-520かFRdx-400でしたのでスッカリ忘れていました。

結局、2時間程度をロスして7MHzの和文局は誰もいなくなってしまいました(笑)・・・まあ、これも楽しみと考えましょう。

↓ ↓ これはサブパネルです。外側にもう1枚あります。

 

 


その工具・・いつ頃から使っていますか?

2025年02月08日 19時21分56秒 | 今どき無線

私は電気工作マニアではありませんが、古いリグの修理や調整の時に便利で良い工具を使うと時間も短縮できますし失敗も回避できますね。

私の工具用の引き出しには古くは小学生の頃に買ってもらったラジオペンチやニッパが残っています。残念ながらその後追加した工具に代替わりしていますが捨てる気にはなれません。

最近、古いリグのCR類やTRを交換する機会が多いのですが、基板から部品を取り外す際には手動のポンプ式ハンダ吸取器を使っていました・・中華製の安物ですが壊れてしまいました・

やはりハンダ吸取線だけでは時間も掛かりますのでほんの少し高いモノを再入手しました・・信頼の日本メーカー製?です。補修用パーツも揃っていますので長く使えそうです。プロ用の吸取器はモーターでポンプを駆動するのですが、さすがに大げさすぎるのでポンプ式で加熱と吸取りの一体型です。

さぁて・・効果を試したいのでTS-520V 二号機もジャンクパーツを利用して穴埋めをしました(=球1本追加作業) いや~早いです。シュポシュポ吸取ってくれますので部品交換が楽しくなります(笑)

片手で作業出来ますので楽ですね・・TS-520のセンベロ価格より高いのですが満足しましたhi


今日は第3ラウンドまであった430MHz和文ラウンド定時交信

2025年02月03日 21時01分28秒 | 今どき無線

今日もIC-9700がフル稼働ですhi

毎週月曜日の19時は430MHzでの和文ラウンドですが、杉並区から参加のOMがIC-9700を導入されたようで今日がお披露目でした。アンテナが現状144&430なのですが近日中に1200MHz対応にすると仰っています。

その後、定時交信が終わりますと成田市のOMからお声が掛かりますが、その他に微かに当局をコールする信号がありました。新潟県上越市から群馬県のセカンドハウスに来ているOMでHFや144MHzでもアクティブに和文CWを楽しまれています。FT817の5Wですので430MHzでは419程度の信号です(144MHzでは579程度) 残念ながら杉並・成田のOMはチョット厳しい様でしたので簡単なメッセージ交換で終わりましたが、430MHzの和文交信機会が増えたことで大変うれしく思っています。

さて、第3ラウンドは成田市OMを1200MHzにお誘いしたところ快諾頂きまして1200MHz和文ラグチューとなりました。最初は・・「果たしてQSO出来るか」心配でしたが実際には双方579で随分強力でした。双方ともGPですが、このバンドもQRVさえあればノイズの無い何とも不思議な空間で和文CWラグチューが可能です。

3エリア方面では1200MHzでも和文CWラグチューが行われているようですが、関東エリアではCWを聞くことはコンテスト位ですね。

次回はきっと杉並のOMもアンテナを準備して1200MHzのラウンドQSOが楽しめそうです。

 


10MHzの怪電波は一体・・

2025年02月02日 19時12分01秒 | 今どき無線

日曜の朝はTS-830を温めて、キー局方式によるA1クラブ和文OAMへチェックインから始まります。

その後は10MHzへ移動してIC-7610でQSOをしたのですが、0908JSTに10.114MHzにて岐阜県のOMとQSOを開始しました。

数分後より当地に599+の強力なキャリアが出現してQSOは中断せざるを得なくなってしまいました。最初は意図的な悪戯かと思ったのですが・・それにしては長くキャリアを出し続けています・・

これはもしかしたら、ワッチ中に用事が出来て離席した際に電鍵などの接続がショートしてしまったのかとも思いましたが、数時間後までキャリアが続いていますので・・一体何だろう??

時刻から海外からの電波では無いようですし、QSBも僅かなので関東圏からかもしれません。このバンドには現在も業務局が存在する様ですから、業務局のチョンボでしょうか・・さすがにアマチュアレベルの送信機であれだけの長時間キャリアは無理があると思いますので業務用のデカい送信機かもしれませんね。

昔ほどでは無いものの短波帯には意味不明な電波が現在も多く存在しますね・・どこを回しても「F」だけを打っているとか・・

そう考えるとアマチュアの音楽垂れ流し爺さんや和文電信の独り言呟き爺さんは解りやすいです(笑)


札幌オリンピックと共にやってきた銀色パネルのリグを令和の現代に手に入れたOM(笑)

2025年02月01日 19時50分04秒 | 今どき無線

札幌オリンピックは、1972年(昭和47年)2月3日から13日に開催されたアジアで初めての冬季オリンピックでした。

この昭和47年に私は電話級で開局したのですが、リグはFT-401Sというオール真空管最後のモノでした。さすがに現代の・・それも和文CWでラグチューするにはQRHの問題もあり厳しいだろうと思い、記憶だけに留めています。

ところが、今朝方の7MHzでいつも和文CWラグチューをしている8エリアのFT-101B使いのOM・・「今年は古いリグを少し整理しようと思っています」と前回は仰っていたのですが、何とFT-401を追加入手したとの電文が送られてきました(笑) 一部不具合があるようで修理はこれからとの事ですが、OMは昭和46年開局の最初のリグがFT-401だったとの事で妙に親近感が増幅します(笑)

アキバのロケットで買ったという電文迄来ましたので、「私は富久無線でしたよ」と応酬します・・共通は帰り道がとにかく重かったというオチです。

当時、ヤエスのリグはTRIO派の人から「テレビ球なんぞ使うから音も悪いし・・」と随分言われて悔しい思いをした人も多かったと思います。

しかし、今になって改めて比較しますと真空管としての美しさは6JS6や6KD6の方がS2001よりも美しいと私は思っています。S2001はヒーターが暗くて、真空管の灯が寂しいのですが6JS6や6KD6は明るいので「お~球だぜ!!」という感覚になります。

FT-401で電波を出すにはいくつかのハードルがありますが、是非とも和文CWのラグチューをお願いしたいと思っています・・私は「QRHがありますよぉ~」なんて無粋な事は言いませんので!! hi

笑ってしまうダサさが懐かしい広告・・今こそ「お爺ちゃんリグ」ですね

 


シャック・レイアウトもそろそろ満席・・

2025年01月31日 17時50分03秒 | 今どき無線

私は各局のシャックレイアウトを見るのが大好きです。

日本でWのアクティブ局の様な横一列でリグは後方が下がるようなプロ業務局を彷彿とさせるシャックはあまり見掛けませんが、皆さんそれぞれ工夫を凝らしていてhQSL等も見ていて飽きませんね。特にCWがメインの場合には机に複数の電鍵があり切替器や電鍵の種類などにも細心の注意(笑)を払って拝見していますhi

私はQRT後の再開では「シンプルでクリーンなデスク」「リグは1台だけ」と心に決めていたのですが'(笑)気が付けばVintageなリグも4台となり、デスクに乗せられない現代リグも2台になってしまいました。あまり立体的にはしたくないのですが2段は避けられない状況です。

後はFRdx-400の上段に真空管式送信機を乗せて満席となります。

先日の年末掃除で工作スペースをリグデスク脇に設置したのが救いです・・でも今はTS-520二号機置き場になっています。

全部メーカー製ですがVintageなリグは随分と手塩にかけた子供たちですhi


FRdx-400のマーカー修復で全体再調整とTS-520二号機のもう一つのリレー

2025年01月29日 12時28分07秒 | 今どき無線

私の様な測定器も持たないド素人レストアではマーカーの存在は重要です。

本来は周波数測定装置としての位置付けですが、周波数の方は現代無線機との鳴き合わせの方が手軽で正確です(笑) 各バンドで一定の信号を出してくれるのがマーカーですから受信系の調整に欠くことが出来ません。

このFRdx400もマーカー・ユニットは当然装備しているのですが、どうも発振が確認出来ず困っていました。昔のOMは水晶の機嫌が悪い時は、ピンをドライバー等でショートさせたりして復活させていましたね。これは静電気等により水晶を呼び起こす・・まあ「電気ショック」療法ですね。

今回はそれも奏功せず、やむなく中古の100KHz水晶を調達しました。発振を確認して一旦電源を落として、各真空管の足磨きを実施します。ダイヤモンド粒子が蒸着された細いヤスリで軽くコリコリと磨いていきます。真っ黒な足に銀色が見え始めたら深追いせずに完了です。

その後、マニュアルに従って各段の調整をしましたが、この機種の元々の仕様なのか、私の機種のみなのか不明ですが調整ポイントがとてもブロードです。更にハイバンドは感度が上がりません。未だにCR類の交換は未着手ですので、交換等によって改善されるのかも不明です・・まあ、使用する7MHzや10MHzではまあまあの感度が出ており、実際にセパレートQSOも経験済みなので困らないですが・・はやり、諸々の交換の効果も知りたいですね。

TS-520の二号機はエージングをしながらワッチしていますが・・ある信号を受信してモードSWやVFOのセレクトSWを回しますと音調??が変化します。変化後ヒーターOFF状態で送信切替しますと戻りますし、モード切替やVFO切替でも元に戻ります・・上手く表現できませんがモード切替で周波数がシフトするのとは異なります。更にダミーロードで実際に送信してIC-705等でモニターしても所謂、F飛びとかQRHではありませんでした。

メンテの定石であるロータリーSWは入念に洗浄していますし、送受切替リレーも洗浄済みです。更にキャリアユニットの2SC460B×2個も交換済みです・・さあ、困った・・回路図を見たり、サービスマニュアルを見ながら・・「そういえばTS-520にはもう一つリレーがあったな」(反応が遅いですね・笑)・・この2個目のリレーは取り外しが相当面倒でケースを開けただけでは存在すら判らない位置にあります。IFとVOXユニットを引き起こしてようやくアクセス出来ますが、狭いスペースに手を入れて手探りの作業でした。このリレーも取り外して洗浄しますと症状はケロリでした。

今迄数台のTS-520を手元に置きましたが初めての症状で、一号機のこの部分はメンテしておりません。イヤ~面倒です(笑)

↓ ↓ 入手の水晶はソケット無しですので、基板側もソケットを取り外して直付けしてしまいました。


今日も万能薬で圧巻の自作派ハムと過ごす1時間の和文CWラグチュー

2025年01月26日 13時01分02秒 | 今どき無線

何だかTS-520の受信音が歪んでおり、耳が壊れるような酷い状況です。

今回は心当たりがありましたので直ぐに中身を点検します。以前にAGCや9V系の電圧調整をしたのですが、半固定VRが半分バカになっていまして仮復旧の状態でした。

今日、電圧を測定しますと規定3.3Vに対して5V位出力しています。手元パーツも無いことから、一度取り外してクリーナー洗浄して、今回は接点復活材を使いました。いずれにせよ部品手配次第に交換しますのでプシュっと行った訳です。症状は治まりましたが、これで本当に治ったのかは暫く様子を見ないと解りません・・ダメだとAGC周りのTR等も疑う必要がありますね。

その後、リグを温めつつワッチしていますと大阪のOMがCQを出されていました。1年ぶりのQSOです。OMは圧巻の自作派でリグからリニア、キーヤーもパドルも自作で運用されています。前回はエレバグの件で色々とお話しを頂いたのですが、今日は当方もVintageなリグでしたので楽しく話題が進行してとても良いQSOが出来ました。

はやりTS-520やFT-101は日本は勿論、世界中で知らない人はいない位に売れた機種で、以前に使われていた局もたくさんいますので話題に困りません。正にラグチューの万能薬といったところです。今日のOMも当時発売と同時に購入され、100W改造されて電監検査に臨まれた経験をお持ちでした。

現在はメーカー製リグもお持ちですが、メインリグは自作品でメーカー製は測定器兼モニター用となっているそうです(笑)

私の様なメーカー製のリグのチョッとだけ修理やなんちゃってレストア程度では足元にも及びませんが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ところで、最近Vintageなリグ用にゼロイン・インジケーターを作ろうと思いパーツを集め始めたところで、オークションでとても安価な自作品が出品されていたので、そちらへなびいてしまいました(笑) 2,500円でAPFとゼロイン・インジケーターが同一ケースに収まっています。中を開けてゼロイン・タイミングを調整して試用しますが、なかなか便利です。ゼロインだけでなくQRH監視用としても使えますね。

この位の値段ならば自作するより遥かに安価だと自分に言い訳しています・・何しろ苦手なケース加工が不要ですhi

ゼロイン周波数に到達すると緑が点灯します。

 


10年ぶりにチョッと火が点いた複式電鍵

2025年01月25日 17時48分37秒 | 今どき無線

今日、随分久し振りに10MHzで名古屋のOMとQSO頂きました。

OMは14年前に初交信頂いた時から一貫して複式電鍵をお使いです。

私も当時、色々なOMから「複式やりなよ・・簡単だし金も掛からないよ」と誘われていました。そこで奮起して(笑)鋸刃キーを自作して練習をしたりGHDの複式を入手してデビューしたのですが、どうもバグキーとは異なる難しさがありまして結局は撤退をしてしまいました。

でも今日、OMと久しぶりにQSO頂いて「苦手のまま一生終わってしまう・・大袈裟hi」と改めて奮起しようかと思い立ちました。

キー構造は極めて単純なのですが、リズミカルに打たないとヘロヘロになりますし、粘りにも気を使わなくてはいけませんね。まあ、Begali HSTⅢ Single lever key等がカッコ良いのですが、ハードな打鍵感覚のキーで始めますと結構難しい様な気がします。

先ずは柔らかな鋸刃などから再挑戦するのが近道なのかもしれません・・ギターでFが押さえられずに挫折した様に複式は数字の5がレロレロレとなってしまい以前は挫折しました(笑)

↓  ↓ 11年前ですね。QSOのお相手は今も月曜日に430MHzで和文定時交信頂くOMです。

複式電鍵・・再び・・でもヘロヘロだぁ


もう1台のTS-520V

2025年01月24日 19時49分16秒 | 今どき無線

昨年の夏から居酒屋価格のTS-520を色々と手を加えて楽しんでいますが、ここに来てTS-520Vの二軍選手がチームに加わりました。

今回もTS-520Vで価格は居酒屋以下のセンベロ価格です・・でも今回のはファン・マーカーが未装着ですが、無くても困りませんね。TS-520もFT-101もそろそろオークションでも品薄の傾向なので、この価格ならば予備機としても良いかもしれません。

今日現在で基本的な修理??やレストアは完了しましたが、VFOの発振不良といくつかのバカになったソリッド抵抗交換は本当に定番修理です。取り出しが結構面倒ですが、すっかり慣れてしまいました(笑)

今日は新しい予備機を横目で見ながら一軍TS-520で盛岡のOMと1時間の和文CWラグチューを楽しみます。OMとはDitDahChatで初交信以来、何度か無線でもQSO頂いています。OMの開局当時のお話しになりましたが9R59ラインで開局したそうです。私とは5歳の年齢差がありますが、当時の5年間はAM時代からSSB黎明期といった大きな時代の変化があった頃です。

開局前のSWL時代に近隣の無線局を突撃訪問してシャックを見学させてもらっていましたが、やはり9R59ラインのOMが2局、IC-71、FDAM-3等の高校生お兄ちゃんが多かったですね。誰もが全員快くシャックを見せていただき、粉末のオレンジジュース等をご馳走になっていました・・なんと古き良き時代なのでしょう・・hi

まあ、今は名前さえ名乗らない時代ですから正に隔世の感がありますね。私も欧文QSOの時には"TOMO"と打っていますが・・我々が使っているハンドルネームは米国等のハンドルネームとは全く種類が異なっているような気がします。

レストア中のFRdx-400等で7MHzSSBをワッチしたりしますが、国内SSB等で妙に外人かぶれしたハンドルを聞くと昔の違法CBを連想してしまいます・・「は~い、上総の国ジュリーさぁ~ん、行ってらっしゃい・行ってきまぁす」っていうアレです。

1軍機                                        2軍機・・一緒に置くとどちらなのか分からなくなってしまいます。


今年新たに始まった「打ち逃げ道場 和文寺子屋」が大盛況ですね

2025年01月19日 09時47分47秒 | 今どき無線

今年になってA1クラブのメーリングに流れてきた案内の「打ち逃げ道場 和文寺子屋」がとても盛況で驚きながらワッチしています。

和文でいつかQSOしたい・・今年こそは和文デビューしたいと考える方々がこれほど多くいるのかと改めて思いました。

無線趣味も長く続けて、年齢も重ねてきますとヤッパリ好きな電信で「意思の疎通が普通に出来る」和文CWに興味が湧くのは、ごく自然の流れだと思います。

DXやコンテスト・・そして他モードで活躍されていた方も故郷へ戻りたくなる時期なのかもしれません。例え世界に通用しないQOD6であっても、世界に届く短波で和文モールスを打つなと陰口を言われようと、我々日本人の母国語でモールス通信が出来るのは大変楽しい事なのです。

今から15年位前にあるブログにそのような意見表明をした局がいました。更には「和文CWの人は外国の大通りの真ん中を首からカメラをぶら下げて歩く団体の様だ」とも揶揄されていました・・

「昔の事ですがハッキリと覚えています(笑)」現在もその局は欧文のみで運用している様ですが、そんな偏った考えを持つ方が某CWクラブの主要な役を担っているのが現実です。

同時期に某編集に携わる方からも「和文??あと20年もすれば消滅するから止めなよ」「QRP??そんなの相手に迷惑なだけだよ」と直接言われたことも有りました。

まあ、主義・主張は人それぞれなのですが・・みんな平等に歳を取りますから、いつまでもコーラやコーヒーだけを飲んでいる訳では無いでしょう。渋茶を啜りながらの昔話も良いモノですよ(笑)

今回の「打ち逃げ道場 和文寺子屋」の盛況の要因としては外部環境だけではなく、「欧文OAM」でも活躍のゴリOMが提唱されて実践されているのがとても大きな要因だと思っています。私は和文部会のメンバーですが、これから和文をやってみようと考えている方にとっては、まだ敷居が高く感じられるのかもしれませんね。

「世界に届く短波で暗号的な和文CWは慎むべき・・」なの??