朝のラグチューはIC-7610でしたので、その後TS-520にしてワッチを開始しました・・が、しかし何となくCWのトーンが濁っているような感じです。
「またかよ・・」ハッキリとした故障でない場合は、原因の特定が大変です。
特に受信音に関しては・・キャリア・ユニット、AFユニット、低圧系の電源なども関係しているかもしれないので、まともな測定器を持たないド素人レストアなので気が重くなります。
私は今までTS-520を弄りまわした時にカルテを作っていました。作業していて気になった点などを書き留めたテキトーなメモです。いくら古いリグとはいえ、それまでまともに動作していた部位がいきなり故障するという事はあまり無いと思います。
結局はド素人作業によるミスが原因という事も何回も経験しています・・今回は・・ページを繰っていると「リング検波のダイオード交換の際にD6について足のパターンが一部剥がれてしまいハンダの盛り付けで対応した」という記事が出てきました。
まあ、これが原因かは不明なので重いTS-520を作業台に移して底蓋を開き、基板も起こして確認作業に入りました。拡大ロボットメガネで凝視しますが良く解りません・・念の為4本のダイオードの各足を再ハンダしましたところ、明らかにD6の片方が変な感じでした(笑) 要するに天プラの様なものです。
念の為、D6のダイオードはオリジナルの部品を再活用して作業を終えて様子を確認します。TS-520のトーンが戻ったようです・・
色々とTRやC、Rを交換しますが古い部品も廃棄せずに必ず保管するようにしています。まあ、今回は部品というよりもパターン剥がれの修復が不十分だったという事ですね・・勉強になります(笑)
最近、TS-520はもう1台欲しいなと思っています。研究用というカッコ良い理由では無く、失敗の尻拭い様ですhi
↓ ↓ 青色がオリジナルです 色違いのコンデンサーは先日交換した部品です