居酒屋1回分で楽しんだTS-520も整備が終了して出番を待つばかりとなりました。
整備内容というレベルではありませんが・・取説の他、サービスマニュアルはバイブルとして必携です・・安心してバラせます(笑)
①VFO分解によるVCレストアとギアメンテナンス・・トリオ機種共通の問題点でVCの整備はマストです
②高圧ユニットの抵抗の一部交換
③キャリアユニットのTR交換
④各SW、VR部は徹底洗浄
⑤マニュアルに基づく各部調整
⑥フロントパネル洗浄
⑦CWフィルター組み込み
⑧ハンダクラック修正
私はプロのレストア屋さんの様な知識や技能もありませんので様々な資料を漁って見様見真似のナンチャッテ・レストアです・・せめてSSG位は欲しいのですが。しかし、弄れば弄るほどに愛着も生まれ、過去の想い出も重なって、とっておきの1台となります。
この火照った体を癒すには・・旧車会のツーリングの様なヴィンテージなリグ同士の和文CW楽チュー・・そして2台目の作業ですhi
現在は旧スプリアス機種には色々と面倒な手続きが必要なので、FT101~FT101Eのオク価格が下落しており、これも居酒屋価格で入手可能です。しかしFT101系は程度の良いブツを探すのは結構難しく居酒屋価格のブツは相当な覚悟(再生かゴミという賭け)が必要だと思います。以前、FT101EとFR101も所有していましたが大変でした・・特にFR101のバンド切替SW等は代替品の入手が困難で、配線も細かくて頭が爆発しそうでしたhi・・〇〇商店さんは技術がありますから5000円で買っても損しない訳です(笑) 我々の 勘違いは怪我のもとですhi
そうなりますと現代でも整備さえ行えば実用に耐えるのはTS-820かTS-830という事になります。質感は圧倒的にTS-820が上質なのですが、過去に所有していた中古TS-820は各ユニットを結ぶコネクターの接触不良が多発し、カウンター部も表示が乱高下する等、QSOするよりも裸にしている時間が大半でした・・カウンター無しでも動作しますが、それじゃTS-820ではなくなってしまいます(笑)
以前は旧式リグのQRHと決別すべく外付DDS等も試しましたが、安定するものの周波数可変はDDSのダイヤルということになり折角のシンボルであるVFOダイヤルが飾りになってしまい、雰囲気が台無しになってしまうので直ぐに中止してしまいました。私の技量では内蔵は無理でした。
・・という事で、ヤッパリ最初から結論が出ているのですがTS-830一択という事になります。あ~過去からTS-830は3台目か・・正に無間地獄であります(笑)
↓ ↓ 旧式リグは下段の方がカッコ良いのですが、どうせすぐ具合が悪くなるのでパッと移動出来る方が良いですね
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