明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

結局、分解整備したBK100

2013年02月01日 23時47分45秒 | 今どき無線

今終わりました(笑)

多くのバグキーはオープン・タイプ・・とでも言いましょうか、台座裏は開けっ広げで端子と台座の絶縁は樹脂製ワッシャー等で目的を達しています。ある程度の重量が無いと左右に踊ってしまうバグの宿命で鉄製の台座が使用されていますので絶縁ワッシャー等が多用されている訳ですね。

しかし、このBK100はクローズ・タイプとでも言えそうな構造をしています。絶縁材の台座に穴を空け、金具をネジ止めして裏は銅板で配線されています。重石の鉄板との間には紙製の仕切りがあって絶縁を担っているのですね・・・こんな構造のキーを丸洗いしたのですから内部に水が溜まり、収拾がつかなくなってしまいました。やむなく、一度全部バラシで水分除去をして組み上げました。このキーは横幅が土台で制限されているので、調整がすごーく大変でしたhi


昨日はBK200とSPEED-Xでラグチュー・・そして今日、BK100が我が手元に・・

2013年02月01日 20時47分46秒 | 今どき無線

昨日は、144メガでSPEED-XのバグでCQを出していました。するとガツンとコールが有ります。いつもアクティブな墨田区のKJTさんでしたが、いつもとチョッと雰囲気が違います。多分バグだろうな・・と思う反面、とても端正な符号はエレキーの様にも聞こえます。イヤイヤ、きっと複式かな?等と想像していますと・・正解はBK200でした。私も最初はピンと来ませんで、「モールスキーと電信の世界」という本の巻頭ページに紹介されているキー・カタログを調べました。「おーー随分とレアーなキーをお使いだな!!」ということで、話の中心はBK200でした。BK100はたまにオークションでも見掛けますが、BK200というキーは見たこともありません。当時はハイモンドも精力的に色々なキーを作っていたのだなぁ・・と感心した次第です。

さて、割と入手が可能なBK100も国内オークションでは相当値が張りまして、チョッと手が届きませんhi 海を渡ったWのオークションを見てみると写真では明らかにBK100・・でもMonarch-Telegraph Keyという名称で出品されています。うん蓄は有りませんので良く解りませんが、ポチして今日、届きました。元のオーナーはK3WHUという方の様で、懐かしのダイモテープがカバーに残っています。本体の裏にはクッキリと「JAPAN」の表示が有りますので、ハイモンドの輸出であることは間違いないでしょう。写真は丸洗い儀式前ですが今、手元には丸洗い後の随分と綺麗なバグが鎮座しています。

長旅からの帰還に乾杯です。