普通の桜の花は、ここの所安定しない雨足のおかげで、
すっかり散ってしまいました。
でも、ちょっと遅れて咲く八重桜は
今が見頃のようです。
子供の頃は、フリルの付いたこの花が
大好きで、この花も一人おままごとの
ごはんの具になっていました。
子供の頃は、親の用意した可愛くない、
地味な服しか着れませんでした。
当時は内気な性格だったので、
「こーいうカワイイ服が着たい!」と
主張する事もできなかったのです。
母親は洗濯とかがめんどうだったのでしょうか?
(まぁ、男の子とばかり遊んでいたしね。)
せっかく絶世の美少女を
産んでおきながら、
綺麗に着飾らせ、センスを磨かせ、
美貌に自信を持たせ、男を騙くらかして、
それだけでも食っていけるという
素晴らしい「教養」を、
生活の中で自然に授ける
事ができませんでした。
…これってかなりの過失では
ないでしょうか?
とはいえ、当時の母親の世代は
「女子は男子のようにならなくては、
認めてもらえない。」
という考えに毒されていましたから、
その辺は情状酌量しなくてはならないの
でしょうが。
だから私、自分が美しいのだという事に
気が付いたのは実はオバサンになってからです。
今までは周りから妬まれ、
騙されて、「美しくない」と
思い込まされていたんでしょうか~?
―というのも、20代前半の子に
「どうしてそんなに綺麗なんですか?
何かやっているんですか?」
と聞かれたからでした。
しかもその子は周囲から
美人と評判の高い子だったのです。
でもさすがと今年の春の服の八重桜みたいな
フワフワ・フリル付きのとかは見るだけで満足
みたいな感じですね。
こういう服を流行だからと着られる
今の若い人がうらやましいです。
猫ブログ「ちびっころんず:☆:第2章 ~のんびり会報告書~」。
今日のタイトルは「ママとキイタン②」です。