今日は、ジルの地デジアンテナの点検を行った。
これは収納した状態だが、電界強度の強いところだとこれで充分映る。
地デジアンテナの基本は、アンテナの周囲に受信する電波の1波長以上の空間を有することが綺麗に受診するこつだ。
ここで言う1波長とは、最も低い13chの場合の波長は約77cm 最も高い52chは約43cmになる。
だから、アンテナの周囲43~77cm以内には金属類は置かないほうがいい。
いいアンテナを取付けても周囲に影響されて充分力を発揮出来ないかも知れない。
40cmくらい上げた状態。
アンテナも設置して数年経過すると、金属部が錆びたりする。
そこにシルバーペイント(アルミの粉末が入っている)やジンクペイントを塗るとアンテナの電気的性質が変わって性能が悪くなる。
塗装する場合は、普通のオイルペイントの方がいい。
根元の状態。エポキシ系の接着剤で固定した上にシールしている。
別に問題は無さそう。
マストが貫通しているトイレルームの天井。ここもOK。
アンテナを40cmくらい上げた状態で固定している。
シャワールームとして使えるようにアンテナの固定方法も変更している。
固定に使っている金具は廃物利用してドリルで穴を開けてネジを切っている。
新規に購入するなら周囲に合わせてシルバーがいい。
車が移動する時には、アンテナをこの位置で固定する。
白のプラスチックに付いている棒はアンテナの方向表示。
アンテナを上げている時に雨が降っても意外に雨水の侵入は少ない。
ネジで固定するところに雑巾を巻いておくだけで問題ない。
パイプも20mmのアルミパイプを使っているが、持ち出し長さがMAXでも70cmくらいなのでこれまで曲がる事もなかった。
ここまでの工作は面倒だが、出来上がりのスマートさと使い易さは大変満足できるものとなっている。