ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

アレッ!? サブバッテリーが無くなった!?

2018-01-03 |  トラブル 

キャン友さんから携帯に電話があった。
年始の挨拶もそこそこに、「何か、サブバッテリーが駄目になったらしい。」との事。 
年末から家族で帰省して、冷蔵庫があるのでキャンカーのメインスイッチは入れっ放し。
バッテリー残量計は240Ah位残っていたが、バッテリープロテクターが働いたらしい。
サブバッテリーは交換してからまだ1年くらいらしいが、今の電圧は11.3Vとの事。
それ以上の細かい事は不明なので、何が悪いのかは特定出来ない。
取りあえず、サブバッテリーを充電することだ。
冷蔵庫を切ってキャンカーのメインスイッチを切って、外部充電することを伝える。
実家だから電気はOKだろう。それで様子をみてほしいと伝える。


ここでバッテリー残量計の話を少し。
多くのキャンピングカーに取付けられているボトロニックのAVメーターだ。
今の機種はシルバーで以前はブラックだった。

    


基本的にはどちらも同じだ。サブバッテリーの残量、電流、電圧が数字で表される。
AVメーターにつながっている6芯ケーブルを引抜くとリセットが掛かる
残量計は、サブバッテリーの合計容量を数値で設定する。(仮に300Ahで設定)

バッテリーが充電状態になって電圧が上がり、一定の時間経過するとAVメーターはバッテリーが満充電になったと判断し設定容量を表示する。(300Ah)
仮にサブバッテリーを一つしかつないでない場合でも、300Aに設定すれば表示は300Ahになるし、サブが劣化しても同じ事だ。
一度サブバッテリーの容量を設定するとサブバッテリーを交換するか、ケーブルを引抜くまで設定値をメモリーしている。
年月が経って、サブバッテリーが劣化しても最初に設定した数値を表示するので、実際の残容量を表示させるのなら、毎年サブバッテリーが劣化するのを減じてやる必要がある。
例えば、初年度は300とするなら、翌年は280、翌々年は260とするとサブの劣化に見合った残量を表示するようになる。

電力を使う場合はほぼ正確だ。
回路に流れる電流と電圧を積分して設定値から差し引いてサブバッテリーの残容量としているので、使った電力はほぼ正確だ。
最初300Ah残っていたのが240Ahになったのなら、使った60Ahはほぼ正確だ。
今回のような状況はサブバッテリーがヘタってくると、表示は240Ahでまだまだ十分あるはずなのにプロテクターが働くと言った事になる。
でも、キャン友さんは電子レンジもエアコンも使ってないはずなのにどうしてだろう。

 

他にもトラブル事例こちらにあります。

コメント
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