毎日寒い日が続く。
寒いから外に出ないし、キャンカーで遊びに行く気も起らない。
今年に入ってから何となく運動不足が続いている。
カミさんは午後からジムに行ったが、僕は気晴らしに近くのモールまで歩いて買い物に行った。
歩くと言っても400~500mの距離なので大して運動にもならないが、色々な店があるので気分転換になる。
最大の暇潰しは本屋だが、残念なのは椅子がない事。座れば何時間でも本屋に居られるんだがなあ。
大した本も買わない客に長居されたら、本屋もいい迷惑だろう。
今日はそんな寒さを忘れて、夏に北海道の美深でキャンプした写真で気分転換。
今回の快適化は、ZiL 520限定だ。
ZiL 520のキッチンの引出しを快適化した。
流しの下に大きな引出しがあって、うちではその中に台所用品を沢山入れている。
鍋やフライパンや食器類も入っているので重い。
この引出しにはストッパーが付いていて、引出しを閉めて丸いボタンを押せばロックが掛かる。
ところがこのボタンをよく押し忘れる。
現役時代は一人旅は無かったので、キッチンを使うのはほとんどがカミさんだった。
カミさんがボタンを押し忘れたまま出発して、カーブで引出しが勝手に出てくる。
最初は出てもストッパーで止まっていたが、一年もするとストッパーも効かなくなり引出しが飛び出てひっくり返る。
その旅に僕はカミさんに文句を言っていた。
しかし、一人旅するようになって引出しがひっくり返るのは、カミさんの比ではないくらいに多い。
お陰で、引出しの上部のモールもガタガタだし、レールも相当に痛んでいる。
崩れる前に対策しようと思い立った。
方法としては、マジックテープを後ろの壁に固定して引出しの中に付けた反対のテープに止めるだけの簡単なものだ。
正直、こんな簡単ことが中々想いつかなかった。
幅25mmのマジックテープの硬い方(フックになる方)を1m購入して、端部にアルミ板を両面テープで貼った。
幅の広い方はダイソーで買った柔らかい方を使った。
引出しの奥の壁にビス止めした。
引出しの内側に柔らかい方を貼って、引き出したところで張り付ける。
余ったテープは適当なところで切断。
たったこれだけだが、ボタンを押し忘れてカーブで引出しが飛び出ても、以前のようにひっくり返ることはなくなった。
僕と同じ型のZiL 520に乗っている人は、同じような経験をしているのではと思う。
簡単で効果大なのでお奨めする。
マジックテープを使う前に紐でテストしたが、見えない奥の作業になるので、長さ調節が大変だ。
マジックテープで固定するのは、テーブルやリアベッド後ろの収納にもこの方法を使っている。
他にも快適化事例はこちらにあります。