7月21日 午前9時頃の十勝岳展望台は曇り。
山はガスが掛かって、中腹から上は全く見えない。
それでも十勝岳に登る車でいっぱいだ。
夏休みに入ったので、これからさらに車が増えるんだろうな。
キャン友さんたちは、今日ここを出て違う場所へ移動するらしい。
ボクも今日ここを出て他に移ろう。
まるで流浪の民、ジプシーそのものだね。
本当は、涼しいのでもう少しゆっくりしたい気はあるが、野菜も少なくなったし美味しい総菜も食べたい。
他の空気を吸うのも悪くないし・・・。
キャン友さんたちに、別れを告げて少し離れた吹上温泉に行った。
毎年、ここを通ったときには必ず寄って露天風呂に入る。
映画のロケでも使われて、多分、ここは北海道で一番有名な混浴露天風呂だと思う。
この看板の後ろが広い駐車場になっていて、そこから100mくらい先にある。
車は軽が数台停まっているが少なそう。
キャンカーを停めて、木立の中を歩いていくと樹々の向こうに温泉が見える。
温泉に来たら、女性2人(おばちゃん風)がバスタオルを体に巻いて、自前の着替えの小さなテントに入っていった。
もう少し早かったら・・・・と思ったが少し残念かも。
階段を下りて、見えるのは小さいほうの露天風呂。
誰も入ってない。
その下にある大きい露天風呂は、お二人さんが入浴中だ。
向こう側のおじさんは地元の人で、手前のお兄さんは稚内の出身で大阪から来たらしい。
二人に断って写真を撮ったが、もう一枚は修正しないととてもアップ出来ない。
最初は少なかったが次第に増えて来た。
ここは、シャンプー、石鹸が使えないので温泉に浸かるだけ。
20~25分浸かって回りの人としゃべったら熱くなって上がった。
土曜日のせいか、車が増えて来た。
ボクはキャンカーの中で昼食のスパゲティを食べながら、ノンアルコールビールを飲んでいた。
すると、レンタカーで来た2人連れのお姉さんが入浴セットを手に抱えて行った。
あの二人は、吹上温泉に入るのか?
うーーーーん。残念。ボクももう少し遅く入れば良かった。
一緒に入っても見るわけではないが、何となく気恥ずかしい雰囲気がいい。
次回来たときに期待しよう。
ほてった体もようやく冷めたので、少し離れた十勝岳温泉に向かった。
道路の終点は広い駐車場。
十勝岳温泉の看板があって、この先に十勝岳へ上る登山道がある。
駐車場には20台くらいの車。この天気でも登ってるんだろう。
すぐ傍には、湯元凌雲閣。
登山者が主に利用する温泉宿だ。
凌雲閣のテラスから見たけれどまったく見えない。晴れていたら富良野岳が見える。
こちら側は十勝岳方面だが、全く見えない。こんな日に来る方が間違いだね。
凌雲閣から少し下がってカミホロ荘に降りて来た。
ここはよくHOの無料温泉に載っているので利用者も多い。
さてさて、今日は美瑛に戻るつもりだが、その前にキャン友さんのthe-yamaさんから教えてもらった富良野の彩香の里を見て行こう。
夕方で天気は曇っているが、これを逃せば来年になりそう。
彩香の里はファーム富田から近いが、山の向こう側。
入口の看板をデジカメでパチリ。
キャン友さんお薦めの場所で、広い広い。
出来てまだ新しい感じ。いたるところで花を植えているのが見える。
ここが他と違うのは、ラベンダー畑の中を歩いて回れること。
他は畑の中には入れないのがほとんどだ。
ファーム富田もいいけれど、こちらもお薦めのラベンダー畑だと思う。
来年から訪れるラベンダー畑が一つ増えたね。