今日は朝から雨。
昨日の晴天とは一変して、気温も17度と寒いくらい。
そんな中アリエクからの小さな荷物が届いた。
今回もまたごく少数の人が興味があるくらいで、面白くもない電子パーツの話。
今回購入したのはこれ。
理想ダイオード( Ideal DIODE ) と言われているもので、低いON抵抗のMOSFETを使っている。
一般的にはソーラーパネルの逆流防止ダイオードに使ったり、スイッチ代り(ハイサイドスイッチ)に使用したりする。
逆電圧や逆電流から保護するための小型の半導体デバイス。
ソーラーパネルのシリコンダイオードやショットキーダイオードでは順方向電圧降下時に失われることが多いエネルギーを、大幅に低減できる。
ただ、値段的にかなり高価なのが難点で、中華製にはインチキな物も多いので購入するときには注意を要する。
今回の購入目的は、ソーラーパネルの一次側をカットするのが目的。
今現在はリチウムバッテリーの充電で、バッテリー電圧が13.5~13.6Vの間になれば充電をカットしている。
コントロールは電圧リレーに12Vの4極リレーのLY4を使用して、それなりにシステムとしてうまく動作している。
しかし、一般的に使うのにはちょっと面倒でコストもそれなりにかかるので、今回適当な物があったので試しに買ってみた。
耐圧が200Vで容量は80A ( 連続40A ) というもので基板の説明はHPからの抜粋。
タイプ 1: デュアル MOS-5mΩ 200V-aluminum 基板
タイプ 2: デュアル MOS-2.95mΩ 150V-aluminum 基板
今回はタイプ1の200Vタイプを選択
許容動作電圧範囲: 100-200v
静的動作電流: 0.6 〜 1.5 ミリアンペア
連続動作電流は 40A (なし熱放散) 以内 60 度、と大面積熱ラジエーターはバック強制的に空気冷却熱放散の 80A
回路基板サイズ: 55*50 ミリメートル
ネジ穴の直径: 3 ミリメートル、銅箔の厚さ: 2 オンス、
アルミ基板 pcb ワイヤー銅箔層とアルミベースは絶縁と耐圧 1000 v 、内訳問題について心配する必要、熱伝導率が 20 倍高速 FR4 グラスファイバー、大型ヒートシンクに直接接続することができます。
カタログ値と実際が違うのは中華製の常なので、どれくらい損失があるのかを試してみた。
許容動作電圧範囲: 100-200v となっているものの、ここはDC12.8V 10Aの電流を流してみた。
電極間の電位差は104mV だった。
12.8V 10Aの電流を流して0.1Vの電圧降下は予想よりも大きい。
流す電流はそのままで、電圧を半分の6.4Vに下げたら電圧降下は65mVだった。
DC100V以上で試してみたいが、あいにくそこまでの電圧を出せる電源が無いので、実機テストになりそう。
今回耐圧が200Vを選択したので5mΩだったが、耐圧が150Vだったら2.95mΩが選択できる。
他にも低い電圧でよければON抵抗が0.5mΩというものもあって価格も安いので、自分の用途に適したものを選択すればいい。
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