今回はLi Time 200Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーの大電流での連続放電テスト。
流す電流はエアコンを意識して、実験で使用する900Wの電気ストーブを使用する。
実験は簡単でLFPと2KWのインバーターの間にシャントを入れて電気ストーブをつける。
バッテリーを満充電したのち、12V以下になるまで電気ストーブをつけて実容量を測る。
JUNTECのシャント抵抗。
200Ahのバッテリーを満充電してから30分程度放置してから測定開始。
このときのバッテリーの端子電圧は13.43V。
実験開始直後
インバーターと電気ストーブの消費電力 12.97V × 78.6A = 1019.4W
バッテリーの端子電圧 13.035V
実験は2時間以上になるので、DJI Pocket 2で録画。
ほぼ2時間後にバッテリーの端子電圧は12.629Vになった。
開始から2時間23分後
12.52V × 83.6A = 1046.6W 消費中
約2時間半後にバッテリー端子電圧はほぼ12.0V。
バッテリーの端子電圧が12.0Vを切ったのでここで中止した。
下は切る直前の画面表示。
これまでの消費電力 170.17Ah 2,175Wh
テスト開始から 2時間 24分で停止した。
これ以上続けてもすぐに電圧が下がってインバーターが停止する。
停止するとすぐにバッテリー電圧は12V以上になった。
連続1KW以上出力してカタログ値 200Ahに対して 170.17Ahで停止したが、
リン酸鉄リチウムバッテリーとしては一般的にはこの程度の数値である。
Li Time 製品レビュー一覧
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1KWを連続で2時間以上も放電するなんて、鉛バッテリーでは考えられません。
ECOFLOWの高級システムもいいですが、安く仕上げにはこれかな?
価格が全く違いますが目的はどちらも同じですから、私はこちらかな。
レノジーもリタイムのシリーズも全て読ませていただきました。
東北在住で、リチウム化にあたりヒーター付きを検討しています。
AmpereTimeにもヒーター内蔵のものがありますがレノジーとの差はどんなところでしょうか。
性能的に差がなければ安価な方を選びたいですね。
ヒーターが働くときには自分自身の電力で発熱するのでしょうか。
私には難しいところもありますが今後の記事を楽しみにしています。
凄いの一言です
これをみると自分のやってることなんか
お遊びもいいとこです、流す電流なんか数アンペアですからね、それも恥ずかしいくらい低いです
でも、一度挑戦してみたい・・・・やめた方がいいと思います、きっと火事になっておしまいですよ
鉛バッテリーからリチウムに替えたときには私もスゴイと思いましたが、最近ではこれに慣れて当たり前になりました。
今はまだリチウム珍しさに高価でも売れるようですが、そのうちにすぐに皆さん安価なものを選択するようになります。
LFPも種類が豊富になってきましたが、LiTimeのようにシンプルなものから、RENOGYのBMSのデータを外で見れるものもあります。
長く使うものですから、使いやすい物を選んだ方がいいかもです。
似たようなものだとは思いますが、そのうちにテストしてみたいと思います。
ヒーターの電流は、自己のバッテリーの電気ではなくて、外部から走行充電で一定の電流が入力された場合のみ働きます。
レノジーのヒート付のバッテリーはこちらを参照して下さい。
https://blog.goo.ne.jp/camp8877/e/9551262dc755e4ecbf98dc0721e20aec
鉛バッテリーではこんな大電流を使う時にはエンジンを掛けて負荷を分散させないとバッテリーを痛めましたが、リチウムでは問題ありません。
でも、大電流に慣れない人が配線するとやはり少し心配ですね。
2〜3個まとめて買うので安物買いの何とかにならないように気をつけたいです。
走行充電器のおすすめがありましたら教えて下さい。
申し訳ありませんが、これについては全く知りません。
価格もそれなりなので変な物ではないとは思います。
サブバッテリーとして数個購入されるのでしたら、きちんとした評価を聞いてからの方が良さそうです。
リチウムバッテリーは、バッテリーそのものと、BMSの性能次第なところがありますから注意が必要です。