土日ですが、遊びに行く気になれないでいます。
喪に服しているというわけではないのですが、現実的には動く気がしないのでそれに近い状態です。
TVでは安倍元首相銃撃関連のニュースばかりが目立ちますが、それだけ誰もが関心を持たざるを得ないニュースなのだと思います。
山上徹也容疑者(41)が住んでいたワンルームマンションの前には報道陣がずらりと陣取っていましたが、今更そんなとこに三脚構えて、何の写真を撮るのでしょうね?実家や、同級生、自衛隊など関係各所にも報道陣は押し寄せている様です。親族の方などの人権が配慮されることを願います。
それにしても、警備体制に大穴があったのが大いに悔やまれますね。
こんなものを携えた暴漢の接近を許してしまったのですから。
数秒前まで熱弁を振るわれていた方が、一瞬で心肺停止に陥ってしまう、ネットで部品を集めて、こんなに殺傷能力の大きな「ハンドガン」が作れてしまうのですね。
奈良医大にクレーム殺到 と、一時SNSなどで話題になりましたが、デマだそうで、それは良かったです。
現場に立ち会った医師は、一目で「難しいな」と思われたようですね。やはり、頚部胸部の損傷が大きく、失血死は免れないと瞬時にわかる状態だったのでしょうね。
この先生、存じ上げない方ですが、冷静ですよね。私がその現場に遭遇していたらと思うと、背筋が寒いです。
救急搬送されるときに意識があったという報道も当初見られたのですが、そうではなかったようですね。救急車が到着する前からというか、襲撃をうけた(2発目の銃撃の)直後から、心肺停止またはそれに近い状態だった様です。これではいくらヘリ搬送して100単位の輸血を含む懸命な救急処置を施しても救命は全く不能だったと思われます。
要するに至近距離から2発の銃撃を許してしまったことが今回の結果を招いたことになります。1発目ではほぼ無傷、2発目でほぼ即死の状態だと言っても過言ではないでしょう。警備体制の不備のそしりは免れ得ないと考えます。奈良県警、苦しいですねぇ。
40代独身男性 友人無し 真面目 努力家 郡山高校で応援団長だったという過去の栄光を背負い 現在は派遣社員 彼がぶっ飛ばしたかったのは、安倍元首相ではなくて現在の自分自身だったのでは?
最後に、「今の日本でこんなことが起こるなんて」と言う反応が多く聞かれましたし、私もそう感じました。その考えを逆から見ると、USAで銃撃事件が起こっても、驚くことはないし、ウクライナではこんなことは日常茶飯事 でも仕方がない。という事になるのでしょうか。
世界から、このような不条理が無くなることを、切に祈る次第であります。