新型コロナが蔓延している一方で、同時に流行るのではと言われていたインフルエンザの話は全く聞かない。
我が坂根医院でも、新型コロナは、この第6波だけでも4,50人診察し、届け出たが、インフルエンザは2020~2021シーズンに2人、2021~2022シーズンは未だゼロのままである。
4年前であったら、年間少なくとも500人程度は診ており、タミフル等を処方していた。日本中でタミフルなどの抗インフルエンザ薬が投与期限を迎えようとしている。
世界中の殆どの国でも、インフルエンザは殆ど流行っていない様だ。国際的なインフルエンザ・サーベイランスネットワークGlobal Influenza Surveillance and Response System(GISRS) でも、2021年のインフルエンザ流行はこれまでの50~100分の1程度でアジアの一部で局地的な流行を見せている程度だという事だ。
インフルエンザが流行らなくなった理由については、
1,新型コロナ対策で、マスクの着用が増え、手洗いの励行、集会や宴会が減少している事など、ウィルスまん延に対する対策が取られている事
2,国際的な人の行き来が制限されている事
3,ウィルスの干渉現象?
等が考えられます。そうそう、インフルエンザだけではなくて、普通の「風邪」も、激減しています。それも、同様の原因なのでしょうねぇ。
上記以外の原因もあるのかもしれませんが、兎に角、マスク、手洗いの励行、集会、宴会を避ける事などで、インフルエンザ、風邪は激減するようです。
特に子供さんの風邪様症状の病気が減って、小児科は売り上げが激減しているとの事です。耳鼻科も減っている様です。内科は、風邪やインフルエンザは減りましたが、新型コロナが新たに出現し、ワクチン接種もあるので、売り上げ一時的に減少しましたが、今はそんなには変わっていません。(当院の話で、他院もそうだとは限りません)
気を付ければ、インフルエンザや一般的な風邪は、激減させることが出来る様です。そんな対策を取っても大流行している新型コロナ!!難敵ですね!!。でも、その難敵が自ずから、命に係わる急性呼吸器疾患から、ちょっときつい喉風邪へと姿を変えてくれている様です。
可能な限りワクチンを接種し、マスクを始め感染予防に努めましょう。
多分、あと10日もすれば、新型コロナはピークを迎え感染者数減少局面に移行します。その後もしばらくは感染者数は高止まりするでしょうが、減少していく事は間違いないと思われます。
多分、あと10日もすれば、新型コロナはピークを迎え感染者数減少局面に移行します。その後もしばらくは感染者数は高止まりするでしょうが、減少していく事は間違いないと思われます。
もう少し頑張りましょう!!
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