ロッキング・オン・ジャパンは7日、8月7~9日、14・15日に茨城・国営ひたち海浜公園で行う予定だった音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』の開催中止を発表した。
2日に茨城県医師会および県下26の医師会等による中止要請があったことに触れ、「仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講じ、参加者の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すことを要請されています」と説明。「先行受付の段階で、既に収容人数の上限に達し、多くの落選通知を出さざるを得ませんでした。このタイミングでさらなる入場制限措置をとることはできない状況にあります」と厳しい現状を明かした。 「また、会場や県、市との協議に基づいて、今年はJR勝田駅および周辺の混雑を緩和するため、収容人数に対し例年以上の専用駐車場を用意し、車やアクセスバスツアーによる直行直帰を推奨しておりました。ただ、皆さんの宿泊や移動を含めた会場外での行動を管理することは、実質的には困難です」と運営にも限界があるとした。
英断と言って良いでしょう。総合プロデューサーの渋谷陽一 はじめ、関係各位、よくぞ決心なされました。来年は大々的に開催してほしいです!!
一方で、東京都医師会もオリパラ開催に対して6月18日に意見書を出しています。
東京都医師会・地区医師会・大学医師会は、6月18日付で厚生労働大臣、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、東京都知事に対し「オリンピック・パラリンピック開催についての意見書」を提出しました。
東京都医師会・地区医師会・大学医師会は、6月18日付で厚生労働大臣、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、東京都知事に対し「オリンピック・パラリンピック開催についての意見書」を提出しました。
医療的見地からみたオリンピック・パラリンピック大会開催の必須条件は、
1、大会の開催を契機に感染が拡大しないこと
2、大会を開催することによって通常医療が圧迫されないこと
と考えます。
という内容なので 、中止要請に近いですよね。でも、こちらは意見書です。
中止要請なんて出したら、非国民扱いされかねませんよね。
「オリンピックを巡る情勢としまして、天皇陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を大変ご心配しておられます。国民の間に不安の声がある中で、ご自身が名誉総裁をお務めになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されている、ご心配であると拝察しています。私としましては、陛下が名誉総裁をお務めになるオリンピック・パラリンピックで、感染が拡大するような事態にならないよう組織委員会をはじめ関係機関が連携して感染防止に万全を期していただきたい、そのように考えています」
オリパラの名誉総裁でもある天皇のお考えを「ご拝察」しても「長官自身の意見」だと無視されるのですから。政府は、開催に向かって目をつぶって突き進むしかないと思っているようです。
泣いても笑っても?16日後には開催されるのでしょう。どんな形での開催なのか、まだ流動的なようですが・・・どうなるのでしょうね。そして、感染拡大はどの程度阻止できるのか・・・・・大いに心配しています。
coronaの拡大のリスクの認識がちがい過ぎますね。
無観客にしないと、医療崩壊が危惧されますよね。