多分、日本では武漢滞在歴のない初の患者でありかつ中国系ではない初の患者さんになるのだと思います。
その方は、奈良県に住み、武漢の滞在歴が無い60代の男性、バスの運転手で、今月8日から11日と、12日から16日の2回にわたって、武漢からのツアー客をバスに乗せていました。
男性は今月14日に悪寒やせきなどの症状を訴え、17日に奈良県内の医療機関を受診しましたが、検査で異常がみられずに経過観察となりました。
この17日に受診した奈良県内の医療機関というのが、よく存じ上げている方の診療所であることが判明いたしました。
17日に受診されたのだから、14日目に当たる31日から診療再開されるそうですが、マスコミ殺到で、患者は来ないで大変でしょうねぇ。ここの院長、とてもまじめな方で、在宅医療にも熱心で、素晴らしいかたです。
25日に、地区医師会の新年会で彼のお父さん(お医者さん一家です)と隣の席で呑んでいたばかりです。
その時は、そんな話題全く出ませんでしたから、保健所から新型コロナウィルス感染症(が疑わしい)患者さんがそちらを受診したという知らせは、26日日曜日に入ったのだと思われます。それで急遽、27日からの休診を決められたのだと推測します。
下記の様に、新型コロナ確定は28日のようですが、26日には疑わしいとの情報が入っていたものと思われます。
それにしても、一気に身近な存在になってしまいました。マスクつけましょうかねぇ!!
しかし、22日には関節痛があり、せきの症状も悪化し、25日に奈良県内の医療機関に入院していました。
そして検査の結果、28日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
最初にどの病院に入院されたのかは不明ですが、現在は、奈良県立医科大学附属病院に入院中との事です。
日本国内で武漢の滞在歴がない人の感染が確認されたのは初めてで、厚生労働省は男性が国内で感染した可能性があると見て調べています。(そりゃあ、バスの中でしょうねぇ)
ひとまず、第一報とします
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