命のカウントダウン(健康余命3605日)

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どうするGoto

2020-11-23 21:58:53 | 新型コロナウィルス
 新型コロナウイルス感染症の全国の重症者数が22日時点で331人となり、緊急事態宣言が出ていた「第1波」ピークの328人(4月30日)を超え、過去最多となった。11月1日時点で163人だったのが、3週間でほぼ倍になった。
全国各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府は旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業の運用見直しを打ち出した。だが、見直しの中身は専門家で作る政府分科会が提言した一部区域の除外などには踏み込まなかった。限定的な内容にとどめ、事業継続を図りたい思惑がにじんだ。
政府高官「感染拡大の原因とする根拠はない」
「国民の皆さんの命と暮らしを守るのが政府の最大の責務だ」。菅義偉首相は21日、GoToトラベルの運用見直し方針を決めた後、首相官邸で記者団にこう語り、感染対策に取り組む姿勢をアピールした。ただし、見直しの詳細の説明を求める記者団の質問には応じず、その場を後にした。
 政府内ではGoToトラベルの見直しに関しては、「感染拡大の原因とする根拠はない。やめたら何が起こるか、ということだ」(政府高官)と慎重論が根強くあった。西村康稔経済再生担当相はGoTo見直しを決めた後の記者会見でも「トラベル事業そのもので、感染が広がった事例の報告は受けていない」と指摘した。

確かに私も過去に記事にしたように、GoToトラバルで感染が拡大したと言う報告はない。でも、その情報を集めているのが、政府の出先機関なのだから、信用度は低い。
 トランプ大統領が、この度の選挙に私が不利になる不正が多々あったと言っているのと同様、「本当かもしれないけれど、情報の集め方が信用できない」と、私は考えています。

 政府は、「走り出したら止まれない」状態にあります。
 首相は20日の参院本会議で「これまで延べ4000万人以上が利用しているが、判明した感染者は176人だ」と強調しました。
以前の記事でも書きましたが・・この事業の利用者数が、事業が始まった7月22日から10月15日までで延べ3138万人だった時に131人とおっしゃっていました。

今回は、いつまでの統計か分かりませんが、7月22日から11月前半位までなのでしょうね、それで延べ4,000万人以上が利用して、判明した感染者は176人だと言われるのですが・・・・

11月1日までの統計だったとしても・・・・

GoToトラベルキャンペーンが始まった7月22日から、上記の集計と同じ11月1日までの国内新規患者数を積算すると 新型コロナの新規陽性患者はどう少なく見積もっても9万人程度。


と、いう事は、日本全体で、この間に感染した確率は
9万÷12650万=0.0072 0.72%と、なります。
GoToトラベルで移動された方の感染率は 176÷4000万=0.0000044
なんと、0.00044% 


やはりやはり妙な結果です。GoToトラベルで移動している方が、普通に生活しているよりも1600倍以上も新型コロナに感染しにくい????
国民は、GoToトラベルに行くべきなんです。行けば1600倍も新型コロナに感染しにくい

常識的に考えて、そんなことあり得ませんから、恣意的な情報なのだと思います。

政府も、GoTo政策を新型コロナ感染拡大の関係を否定できないとは思っているのでしょう。
少なくとも政府の諮問機関 新型コロナウイルス感染症対策分科会は、GoTo政策見直しを迫っています
 政府も見直しに応じましたが・・・・・
 ただし、打ち出した「見直し」の中身は限定的なものだ。分科会はGoToトラベルについて、提言で「一部区域の除外を含め」運用の見直しを求めていたが、政府は「新規予約の一時停止」にとどめた。
 分科会は、感染状況などの4段階の指標で「ステージ3(感染急増)」まで悪化した都道府県は、GoToトラベルからの「除外」を検討するよう既に提言していた。政府関係者は「感染が広がる中で、ステージ3と判断された場合にすぐに動けるように、新規予約の停止とかキャンセル料の仕組みの準備を始めただけだ」と述べ、従来の姿勢からは大きく変わっていないと説明する。
 さらに政府は、提言に盛り込まれていた3週間程度の集中期間を設けた営業時間の短縮要請などにも踏み込まなかった。政府も県単位としても、経済を止める事は・・・誰もしたくないのだ。


 専門家の間では、7月下旬に事業が始まった当初から「感染を広げる一因になりかねない」との意見は根強かった。当たり前ですけどね。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者が21日、累計で1200万人を超えた。死者は25万5千人余りでいずれも世界最多。ニューヨーク・タイムズ紙の独自集計では、感染者は20日までの6日間で100万人以上増え、急拡大している。
海の向こうの事ではありますが・・・・この感染症は指数関数的な増減を示します。現在1日2,000人の新規陽性者が、一週間で1.5倍になったら(3,000人になったら、、2週間後には2.25倍、4週間後には5倍の1万人を超えます。

来週、3,000人を超えたら、年内に1万人レベルに達する可能性があるという事です。そして、連休中の新規陽性者の数を見ていると、26日ころには3,000人超えるのは確実でしょう!!!
このまま増加すると年内10,000人?????
大阪市、札幌市がGoTo一時中止を申し入れるようです。GoTo政策の地域限定的な見直しは、感染抑制には殆ど結びつかないのではないかと思っています。

対策は・・・・国民一人一人が、スタンダードプレコーションの考えを理解して、出来るだけ実践に移すこと。それしかないと私は思います。

スタンダードプレコーションの考え方の普及こそが感染抑制のカギです。


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