患者さんやスタッフを新型コロナウィルスから守るために色々な感染対策を施し
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/c26740743fc73bf74ade7a3876b07f5e
その一策として発熱者診察用のプレハブ小屋を用意したことは既に述べました。
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/03a11b326153ffb262ef1eeb7afdd771
発熱者には全員に新型コロナウィルス感染症の疑いがあるとみなして、
車で来院された方はドライブスルー方式で、そうでない方はこのプレハブ小屋で診察します。
本棟に発熱者を近づけないことで、新型コロナウィルスから患者さん、スタッフを守ろうとする作戦なのですが・・・
発熱も倦怠感も、咳などの風邪症状も全くない嗅覚異常、味覚異常だけの阪神タイガースの藤浪晋太郎のような感染者を止める手段は・・・
ご本人が事前に電話連絡をくれるなど医療施設側にCOVID-19疑いを告知してくれる以外無いでしょう。
100V、200Vの電源を設置し、200Vで動くエアコンを設置しました。
中身はこんな感じです。
残る問題は、1、個人保護具(PPE)が手に入り難い事、
2、胸部レントゲンが撮影できないこと
3、トイレがない事
1は、代用品と長期使用で何とか工夫して乗り越えるしかないと思っています。
2は、胸部レントゲンを撮る必要があるような肺炎を疑う症例は、CTの撮れる医療機関へ紹介したほうが良いのだろうと思っています。
3のトイレ問題。先日も発熱者をプレハブ棟で診ていたら、トイレ!!と言われ、仕方なく本棟のトイレにご案内しました。途中で嘔吐され、広範囲に汚染が広がり、大変でした。あの患者さんがもし新型コロナ感染症だったら、濃厚接触者多数!!それで、外部トイレ設置の必要性を強く感じました。
これを、プレハブ小屋の隣に置いて、中に
これを置きます。ラップポンという便利なポータブルトイレです。
来週早々に届くそうです。
何かと物入りな新型コロナ対策ですが、クラスターにならないために最大限の努力を払う必要があります。
これでいいのか、いつも考えながら行動しています。
でも、諸外国を見ても、(中国は中休み?しているだけだと思います。)まだまだ見通しがすら立たないですねぇ。
日常生活を手放さないで良いように、感染爆発=医療崩壊だけは避けられるように考えながら取り組んでいく以外にないと思っています。
難敵だと認識しております。
残念ながら、相当な長期戦になると予想しています。
どれが正解かは不明ですし、君子危うきに近寄らずなんて言葉もあります
私はどう転んでも「君子」にはなれそうもない泥くさいおっさんなので、100均でレインコート仕入れたり、コーナンで芝刈り用のゴーグル、ネットで溶接用のフェースガード取り寄せたり。まあ、ジタバタやってます。
長期戦になると思っておりますので、どうすればいいのか悩みながらやってます。田舎なのが唯一の救いです。東京は本当に感染爆発前夜ですね。
札幌は、知事の危機感を感じさせる対応で少し落ち着いた状態になっているようですね。でも、、都会はアブナイ!!
気を付けてください。
何かお気づきの点があればご指摘いただけたら幸いです。