命のカウントダウン(健康余命3605日)

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びわ湖バレイ/びわ湖テラス に、行って来ました

2019-11-10 21:09:50 | 夫婦でトレッキング
昨日のうちに家を出ることが出来たら、キャンピングカー泊で遠くまで行けたのですが・・
諸事情あって、今朝8時過ぎに出発しました。
配偶者の希望でびわ湖バレー/びわ湖テラスへ

50数年前、私が小学生だったころに、びわ湖バレイの前身、サンケイバレイと呼ばれていた時代に来たことがあります。黄色い大きなチューブの中を巨大なベルトコンベアに取り付けられた椅子に乗って登っていく「カーレーター」と呼ばれる乗り物が山麓から山頂まで設置されていて、それに乗りました。乗り心地悪く、外も全く見えず、何とも珍妙な乗り物でした。いまだかつて、あれに似通った乗り物に他でのったのぼえがありません。工場の中をベルトコンベアで移動していく部品になった可能様な気分でした。

その後、サンケイバレイは、ほどなくびわ湖バレイと名を変え、その後、カーレーターも廃止されてロープウェイがそばに設置され、汚れた黄色いチューブは長い間斜面に放置されたままになっていました。

当時は、スキー場としてしか利用されていなかったように思います。少なくとも、私の中ではスキーシーズンだけの行き先でした。しかし、当時住んでいた京都から一番近いスキー場で、規模も都市近郊スキー場としてはそこそこのものだったにもかかわらず、私はびわ湖バレイを通り過ぎて、比良山や函館山に行く(連れて行ってもらう)ことが多かったですし、自分で運転するようになったら、もう少し足を延ばして奥伊吹いや今庄365スキー場に行くようになりました。
びわ湖バレイスキー場は、お金が高くつく割にサービスレベルが非常に悪いという評判でした。実際行くと、まず混雑がすごくて、スキー場まで上がるのにも時間がかかるし、リフト券を買うにも列、リフトに乗るのも列。その列の最後尾が、ひどいときにはゲレンデの半分ほどの高さにまで並んでいたりしました。風が強くてリフトはすぐに止まるし、積雪情報は水増しばかりと、悪評タラタラでした。

私の中で、びわ湖バレイの印象はそういうわけで最悪に近いものでした。
だから、「今日はびわ湖テラスに行こう。」と、言われたとき、乗り気ではありませんでした。まあ、しかし、私の山行は、今のところ配偶者の言うなりについていくだけですから・・・従いましたけれど

奈良中部の家を8時過ぎに出て、2時間ほどでびわ湖バレイの駐車場に着きました。駐車場のゲートをくぐる時、¥2,000取られたので、やはり、昔からの守銭奴体制は変わっていないのかと感じたのですが・・・・
大きな段々畑状に何層にも重なっている駐車場(全部で1700台駐車できるとのことです)の中層くらいにある登山口への道がありました。

キタダカ道に入っていこうとしたら、いきなり「通行困難」と書いてある。
しかし、その左側には、来る11月23,24日に登山競争大会を開催するとのお知らせもあって、どうなんだとは思いましたが・・・登ることにしました。
登り始めると、ゴロタ石で足元の定まりにくい、中程度の坂が続きます。先日の大台ケ原同様、キノコはほとんど見当たりませんでした。


天狗杉という大きな杉がありました。
このあたりまでは、泥岩および泥岩ホルンフェルスを多く見ました。

登山道の入り口に書いてあったように台風での倒木も多くありましたが、登山者の邪魔にならない様にある程度処置はしてあって、少し大回りをしたり、下をくぐれば大丈夫でした。

日当たりのいいところに群生していました。

名前、調べたのですが・・・
忘れてしまいました。歳ですねぇ
思い出したら、書きます。
山頂に近づくと、花崗岩が増えてきました。


花崗岩が風化して、真砂状態になりつつありますね。

この「クロトノハゲ」見晴らしの良いところなのですが、名前の由来は不明です。
この地形は、花崗岩の風化そのものでした。

クロトノハゲ よりも山頂に近い部分で見つけた 泥岩ホルンフェルスだろうと思われる石です。
程なく、山頂につきました。登り始めて3時間弱でした。
いつも、キノコだの石だの、寄り道ばかりしていますので、ゆっくり登っています。
追い越されることばかりで、追い越すことはないです。たまに追い越したりもするのですが、すぐに立ち止まるので、結局追い越されます。まあ、そんな山行スタイルを楽しんでおります。

頂上からの展望は素晴らしかったです。
びわ湖テラスの人気が出るのも頷けます。

午後1時半を回っていたので、昼を摂ることにしました。
3つほどレストランがあるのですが、テラスカフェという場所は、列が長くて入る気になれず、ダイニング レイクビューというビュッフェスタイルのところに入りました。2100円で60分間食べ放題です。
そこで、何も考えず、生ビールを注文してしまいました。
3日前から続けてきた禁酒、まさに3日坊主に終わってしまいました。
アラらーでした。でしたが、3日ぶりのビールは、山を3時間上った後の生ビールは・・・
美味しかったです!!!
なので、また、しばし、禁酒します。時折飲みますけどね!


私のお皿

勿論、2回目 お代わりの時です。
あまり期待していなかったのですが、美味しかったです。
びわ湖バレイ、施設も一新されましたが、サービスレベルも格段に向上したようです。
食べ終わってから、蓬莱山にゲレンデ沿いに登りました。

涼やかな風が吹き抜けて、気持ちよかったです。
蓬莱山の山頂まで登ったら、寒くなってきたので、ダウンを出して着ました。
あたりを周遊した後、帰ることにしました。
配偶者は帰りはロープウェイに乗ると決めていたようで、待ち時間が1時間と聞いて「歩いて降りようよ」と言っても、聞く気は無いようです。「疲れた」と、言われたら、従わざるを得ません。

45分ほど待って、ロープウェイにようやく乗車。
このロープーウェイ、大きくてカッコいいです。121人乗りで秒速12m。その速さは日本1なのだそうです。
私達がロープウェイに乗車出来たのは、3時45分でした。その時間になっても、登ってくる人が沢山おられました。
ロープウェイの最終は17時と書いてあるのですが・・・
皆さんが下山できるまで動かすのでしょうかねぇ。

そうそう、ジップラインにもたくさんの人が並んでいて、すごい人気だなぁと感心したのですが、今日が今年の最終日だったようです。

http://www.biwako-valley.com/zip_line/

人気のびわ湖バレイ/びわ湖テラス ですが、人気になるだけのことはあるなあと、感心した次第です。
これから行かれるのであれば、ダウンを用意していったほうが良いと思います。
ロープウェイ待ちをしているときに、なんとへそ出しルックのお姉ちゃんがおられまして・・・・「寒い寒い!」と、連発しておられました!!






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