プロ野球 巨人軍の坂本選手、大城選手の新型コロナPCR陽性が確認された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/65cb5de535227ab0df5883e7e2e635dca244a373
2人は3月下旬以降、体調に何も問題なく、味覚嗅覚の異常も感じていない。そうだが、入院し、毎日PCR検査を受けるのだそうだ。
入院の必要は皆無だと思うけれど・・・・
2人の新型コロナウイルス遺伝子量(CT値)は微量で、正常値ぎりぎりの「微陽性」にあたる上に、ともに回復を示す「IgG抗体」を持っていることから、専門家からは2人ともに感染から回復した後、かなりの時間がたっているとの見解を得ている。
ここまで検査しておいて、入院?!?! なんという贅沢
今から2か月ほど前の関東地方では、新型コロナが強く疑われてもPCR検査すら受けられず、重症化したり、亡くなってしまわれた方が少なからずおられたと記憶する。このニュースを聞くと、なんとも巨人軍が憎たらしく思えてくるのは・・・・関西人だから??
巨人:球団は、1,2,3軍、の全選手、スタッフ、首脳陣220人のうち希望した218人に対し新型コロナ抗体検査を施行。そのうち4人に陽性反応が出た。その4人に対してPCR検査を施行したところ、坂本、大城両選手が陽性反応を示したというわけらしい。
抗体陽性であった残りの二人はPCR陰性だったのでしょうね。
ここで、PCR検査のCt値などという新たな概念が出てきました!!
勉強しなくては、近頃はニュースも読めませんね!!
Ct値 リアルタイムPCR検査において、検体に含まれる検出すべき遺伝子の量に関連する値だそうです。
PCR検査は、検体に含まれている検出するべき遺伝子を、1サイクルと呼ばれる操作で2倍に増やします。
2サイクル行ったら4倍、4サイクルで16倍、10サイクルで1024倍、20サイクルで約100万倍になるはずです(実際にはそんなに直線的には増えないらしいですが)
何サイクル増幅したら、明らかに その検体が陰性ではないとはっきりと言うことが出来るか・・・
その明らかに、この検体の中には、探している遺伝子がおりますな!!という事の出来る最低増幅サイクル回数をCt価というらしいです(にわか勉強です)
https://www.thermofisher.com/blog/learning-at-the-bench/qpcr-basic37/
その結果、両選手の検体中のウィルス数は少ないと判断された という事 らしいです。
その上、IgG抗体も確認されているのだから、感染性はほとんどないと思われます。
一般人だったら、絶対に入院にならないでしょうね
ちなみに、抗体検査、代表的なアボットとロシュの比較です。
私は、ロシュのキットで検査して、本日陰性 確認しました。
ウイルスに対する抗体が、「遺伝子に対する抗体」ではなく「エンベロープ(脂質)に含まれる蛋白質に対する抗体」と云う事で良いのでしょうか?
コロナウイルスのエンベロープはヒトの細胞成分でできているので、特に自分(人)の体で増殖したウイルスのエンベロープは自分の成分なので、抗体が自分の細胞も攻撃するような気もしますが、どうでしょうか?