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スペースジェット 死んだ!!

2020-10-23 01:58:22 | 新型コロナウィルス
 三菱重工業(7011)が、国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を事実上凍結する方向で調整していると、共同通信が10月22日に報じた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、需要回復が当面見込めないため。一方、Aviation Wireの取材では、設計変更を反映した最新の飛行試験10号機(登録記号JA26MJ)の完成度が低く、米国へ持ち込むレベルに達していないことがわかった。

 スペースジェットは、6度目の延期により2021年度以降の納入開始を予定していた。報道によると、顧客である航空会社の需要回復が当面見込めないことが、開発を事実上凍結を判断する要因。今後は航空需要の動向を見ながら、事業を再開させるかを検討するとしている。

 10号機は3月14日に初飛行。開発段階で発生した配線や電子機器などの設計変更が900カ所以上にのぼり、2016年以降に実施した機器の配置や配線、配管、空調ダクト、ワイヤーハーネス、システムなどの変更を反映した機体だ。しかしながら、今年5月の時点でも不具合を十分につぶしきった状態と言えず、今秋に入っても大幅な改善はみられなかった。
 背景には、6月に発表したスペースジェットの開発体制の縮小がある。2018年以降開発を主導してきたボンバルディア出身のアレックス・ベラミーCDO(最高開発責任者)が、6月30日付で退職。社内ではベラミー氏ら海外から招かれた開発陣と、従来から携わってきた社員の間で意見の食い違いがあったと証言する関係者もおり、規模を縮小した新体制で、懸案事項の改善が大きく前進することはなかったようだ。
 今年3月末時点の総受注は287機あるが、このうち確定受注は163機。初号機を受領予定である全日本空輸(ANA/NH)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、2008年にローンチカスタマーとして確定発注15機とオプション10機の最大25機を発注し、日本航空(JAL/JL、9201)は2014年に32機すべてを確定発注している。
 三菱重工は、30日に開く事業計画説明会で、スペースジェットに言及するとみられる。

カナダのボンバルディア社の小型ジェット旅客機部門まで買収したのにねぇ
新形コロナでとどめを刺された格好ですが、設計変更だらけでいつまでも完成が見えなかったので、止める理由が出来て・・・格好がついてよかったのかもしれません。ANA、JALも新規発注なんてしている状況ではないので、話が相手から潰れて、断る面倒が無くなってホッとしている事でしょう。

しかし、私個人としては、大きな期待を寄せていたし、この機体、カッコいいなぁとほれ込んでいたので(令和のゼロ戦になり得るかと・・・)誠に残念無念であります!!




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