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ロシアで内輪もめが起こっているようで、反プーチン派の私としては喜ぶべきことなのでしょうね。
でも、何が何だかわからないなというのが正直なところです。
プリゴジンの起こしたクーデター、どこまで広がりを見せるのでしょうか。
西側としては、敵の敵は味方ですから、プリゴジンを応援したくなっちゃいますよね。
願わくなら、3日でもいいから天下を取ってほしいのですが、それは無理でしょうねぇ。
それにしても、プリゴジンという方、計算ができないの一本気な直情で動く人間なのか、損得を計算できないところ、愛すべき存在のようにも思えて来ました。プリゴジン氏の熱情が、ロシアを動かさないか、少しだけ期待をもって見守りたいと思っています。
どうする家康 ではなくて・・・
どうするプーチン どうするロシア国民 ですよね。
「敵の敵は味方」というのは危険な短絡です。プリゴジンという人はもともとプーチンの手下だった人で、世界各地でプーチンのために多くの戦争犯罪を犯して来ました。彼の率いる傭兵部隊ワグネルには、多くの凶悪犯罪を犯し受刑中の者がいます。命を惜しまず戦闘に従事する代わりに、刑を減じられているのです。そうしたならず者集団ですから、戦闘には強いようですが、ウクライナ戦で非戦闘員の一般市民を虐殺した犯罪にも、ワグネルの仕業と思われる物が少なくないのです。
プリゴジンがもし仮にプーチンを倒したとして、一時的に停戦にはなるかもしれません。でもじきにどこかで(日本の北方領土かも)もっと悪辣な戦争犯罪を行いそうです。
いずれにしても、このクーデターを世界にとっての光明と見ることは全くできません。
私もさすがにプリゴジンが良い人だなんて思ってはおりません。
ワグネルが戦争犯罪に強く加担しているだろうとは想像しています。
ですが、敵同士が潰しあってくれるのはやはり私には喜ばしいことに思えます。
プリゴジンが、以前と同じくプーチンの手下であり続けるよりも、反抗し、共食いをしてくれることが自由主義社会にとって望ましいことだと言っているのです。私にはこのクーデター暗闇に見える一条の光に思えます。