ダイアモンド・プリンセス号の乗員乗客の中から症状が全くないけれども、新型コロナのウィルス検査で陽性と出る方が何人もでた。
下船の後半は、症状のある人を先の下ろしていたので、病原体陽性の方の大半が無症状であった。
現在、COVID-19入院患者に対して治療を続けておられる医療関係者が多くおられる。
この方たちの定期的なウィルス検査は行っておられるのだろうか
無症状病原体保有者は、検査をしないと分からない（検査をしても分からに事があるのが厄介だけど）
感染しないための防護対策が何より一番なのだが・・・・
多分ハードな勤務体制で、休みも取りにくい体制が続いているのではないだろうか
休みをしっかりと取得していただいて、決して野戦病院化させてはならない
余裕があればですが・・・・
定期的なウィルス検査も必要ではないだろうか。
一旦感染が広がると影響力の大きいクラスターになります。
現在の体制では、ウィルスＰＣＲ検査数が少なすぎます。
何より、政府は新型コロナウィルスに対する検査数を増加させるよう努力するべきです。
韓国を見習え（検査数に関してだけ）
まず、私は一介の町医者でして感染症の専門家ではありません。好きなことをブログで述べておりますが、「参考にしていただければ」とは思っている程度でして、決してこれが正しい と言っているわけではありません。こんな見方もあることを知ってほしいと提示しております。
京都市界隈でも新型コロナウィルス感染症の方が現在6例ほどおられるようですね。
kaboccoさんは、マスクをされて、手洗い嗽を励行されている。良いことですよね。
京都府では年間5,000件以上の交通事故が発生し、6,000人以上の方が怪我をし、50人以上の方が亡くなっています。でも、信号を守って、左右確認して外を歩きますよねぇ。
以前、地下鉄には怖くて乗れないという方と知り合いになったことがあります。地下鉄の入り口に近づくことも出来ないと言われました。
普通以上の判断力を有した方だったので何故だろうと不思議に感じました。
思い切って聞いてみたら・・・・地下鉄サリン事件の被害者なのだそうです。目の前で倒れていく人を見た。あの光景が目に焼き付いている。今でも時々頭痛が出現するそうでした。
地下鉄に乗れないですよね。納得しました。
人それぞれだから、外に出られるか出られないかは、ご自身でしか決める事は出来ないと思います。
PCRの場合、検出精度が低いので、false negativeの問題が生じますよね。現場で頑張っている２、３０代の若い先生とか看護師さんたちは少々の風邪症状なら週末休めば元気になって、検査なんかうける必要も無くなるだろうし。怪しかったから念のため検査してみた、といっても治ってしまっていたら、陰性化してしまうし。などと考えると医療費の無駄の様な気もします。まあ、医長、師長といった４０代以上の人は受けてもいいかもしれませんね。アラ還の私はひたすらうがい手洗いです。
インフルエンザの陰性証明を貰ってこいなどと言われて来院される殆ど症状のない患者さんには「医療費委の無駄遣い」だと思う私ですが・・・・
新型コロナの場合、世間が過敏になっているので、もし、治療を担当している医療関係者が感染を広げてしまったりしたら、マスコミや心無い人たちの袋叩きに合わないかと危惧しています。ただでさえ「バイキン」扱いされたりしているそうなので。
65歳ＤＭ持ちの私は、ひたすら手洗いはしておりますが、運を天に任せるしかないなとも思っております。
現役バリバリの感染症科の先生方には、余裕を持って働いていただきたいと切に願います。