すみません、予告とは違った内容になってしまいました。
横道にそれてばかりいるのが私の人生でございまして・・・
横道ばかりにそれてしまいますが、お付き合い下さったら幸いです。
抗アレルギー薬のトップランナーであるアレグラ
アレグラには、市販品としてはアレグラFX錠、とアレグラFXジュニア錠の2種。医薬品として、アレグラ60㎎錠、アレグラOD60㎎錠、アレグラ30㎎錠、アレグラOD30㎎錠、アレグラドライシロップ5%の5種が存在しています。
アレグラFXジュニアと、アレグラ30㎎錠は流通経路は違うものの、中身は全く同じものであると私は認識していました。(今もそう思っていますが)
中身は多分同じなのでしょうが・・・・価格も効能も、対象年齢も全て異なることが判明しました。
話は、相当にややこしいです。市販品のアレグラFXジュニアは、主成分であるフェキソフェナジンが30㎎含まれています。そこは医療薬であるアレグラ30㎎錠、アレグラOD30㎎錠と全く同じです。OD錠というのは口腔内崩壊錠と言いまして、水なしで口の中で溶けて飲むことのできる便利な錠剤です。色々な薬のOD錠が存在しています。溶け方は違いますが、成分はほぼほぼ同じです。
OD錠を解説しだすと面倒なので、一旦それは置いておいて・・・・
アレグラFXジュニアは、16錠で¥1,300程度が最安値の様です。大手ドラッグストアでも、通販でも、私が調べた範囲では、ほとんど変わらなかったです。1錠¥82弱、1日当たり¥163程度ですね。
一方、医薬品のアレグラ30㎎錠(OD30㎎錠も同じです)の薬価は¥41.4で、1日当たり¥82.8です。
先の記事で、市販薬のアレグラFX、最安値で1錠¥45程度でしたよね。アレグラFXジュニア高すぎます。医療機関を受診して処方してもらえば、相当安くなることは次の記事で述べますが・・・・それが面倒でも・・・・・裏技があります。
この裏技を使えば・・・・
かなーリ安くなります。
その裏技とは・・・・・
アレグラFX錠を半分に分割するという何とも簡単な方法です。
錠剤によっては、半分に割ってしまうと問題が起こる薬もありますが・・・
アレグラFXでは、そんな問題は起こらないと思われます。(上手に割って下さいね)
ピルカッター、色々なタイプあります。ネットで簡単に購入できます。
アレグラFXジュニアは、最安値でも1錠¥81以上、それが、15歳以上用のアレグラFXを半分に割るだけで、1錠(半錠)¥23程度になります。1/3以下ですね。
価格以外にも、アレグラFXジュニアとアレグラ30㎎錠には・・・以下の相違が存在しています。
アレグラFXジュニアは7歳から14歳まで
アレグラ30㎎は7歳以上12歳未満
アレグラFXジュニアは アレルギー性鼻炎にのみ適応があり
アレグラ30㎎錠は
- アトピー性皮膚炎のそう痒
- アレルギー性鼻炎
- 湿疹・皮膚炎のそう痒
- 蕁麻疹
- 皮膚疾患のそう痒
- 皮膚そう痒症のそう痒
に適応があります。
価格も、対象年齢も、適応症も、すべて異なるのですねぇ!!!
何とも不思議な薬の世界です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます