このところ、毎日、家に帰るのは22時前後です。それからも緊急呼び出しがあるかもしれず、ストレスフルな毎日が続いています。
でも、新型コロナの在宅患者さん、どこに電話を掛けても(電話が掛からないことも多いようですが)たらいまわしにされるか自分で「対応してくれる医療機関を見つけてください」と、言われるだけで、実質的な援助は皆無なようです。坂根医院に電話をしていただいた方は、出来るだけ何とか対応しようとは思っています。
当院の訪問診療は、原則5㎞以内としているのですが、一昨日は10㎞ほど離れた桜井市の朝倉台からお呼びがかかりました。日曜日だったので、どこも対応してくれなかったようです。聞けば、その患者さんAさん、5日前に天理のY大病院で新型コロナと診断されたとの事でした。気管支喘息、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常をお持ちの70台男性。行きつけの病院であるY大病院は、Aさんに対して、発熱時の頓服薬であるカロナールすら処方しなかったとの事でした。
信じられない思いです。Y大病院、知り合いの素晴らしい先生も多くおられて、全体としても信頼しているのですけれどねぇ。阿呆が一人いると、信頼感が雪崩のように崩れてしまいます。一人の阿呆は怖いですねぇ。
Aさんは、SPO2:94%と、中等症Ⅱでした。そして、その配偶者さんBさんも糖尿病でインスリン治療をされているのですが、チョットしんどいかなと言われたので、抗原検査をしました。すぐに陽性だと分かりました。ウィルス量が多いと、反応は早いです。Bさんには抗新型コロナウィルス薬のラゲブリオを処方することにしました。Aさんには在宅酸素療法を開始することにしたのですが、既に中等症なので、軽症患者にしか投薬が出来ないラゲブリオは投薬できません。これは、最初に診断したY大病院の完全なミスだと私は思っています。Aさんが重症化したり万が一命にかかわる様なことがあったら、Y大病院の責を問うべきだと私は考えています。医師はそれだけの責任を背負っているのです、
それにしても・・・・あちこちから引く手あまたで・・・・
明日からの生活がどうなるのか・・・ちょっと不安です。
明日からの生活がどうなるのか・・・ちょっと不安です。
お役に立てることは嬉しいですが、重荷を背負いすぎるのは苦痛です。
そして、無理な重荷を背負う事は得策ではないです。
何とか、上手くやり過ごしたいと思っています。
皆さま、ご協力お願いいたします!!
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