まず、抗インフルエンザ薬の使用において、日本は特異な国であることを認識してください。
なにが特異的なのかというと、代表的な抗インフルエンザ薬であるタミフルに関してですが、世界の消費量の3/4を日本で消費しています。2位はUSAで焼く20%です。残りの5%ほどが日本とUSAを除くすべての国の消費量です。
なにが特異的なのかというと、代表的な抗インフルエンザ薬であるタミフルに関してですが、世界の消費量の3/4を日本で消費しています。2位はUSAで焼く20%です。残りの5%ほどが日本とUSAを除くすべての国の消費量です。
10年以上前のグラフで申し訳ありませんが、今でも大きくは変わっていない様で、世界1の抗インフルエンザ薬消費国であることに変化は無いようです。
まあ、それほど抗インフルエンザ薬を使っている日本です。逆に言うと、日本ではインフルエンザと診断されたら、抗インフルエンザ薬を使うのが常識的になっていますが、海外ではどうなのか?ですよね。まず、インフルエンザごときで医療機関を受診しないのですよ。インフルエンザなんて風邪の親玉くらいにしか思っていませんから(そうなのだ!)
これ飲んで数日寝込むだけでしょう。
でも、まあ、インフルエンザに関しては、特異的な国である日本に住んでいる私達です。
流行シーズンに高熱を出したら、「インフルエンザの検査に行って来なさい」
と言われるのは必定です。
インフルエンザの検査を受けるタイミング、これが結構難しいのです。
早すぎるとウィルス量が少なくて出ないことが多いですし、48時間以上経過すると抗インフルエンザ薬の効果が期待できないと言われています。
インフルエンザの検査を受けるいいタイミングと言われている、発症後12時間から48時間の間でも、インフルエンザにかかっていても、検査で陰性に出ることが結構あるのです。全くもって難儀な問題です。
富士フィルムから
という機器が発売されていて、感度は100倍、発症後4時間でわかると宣伝しています。(我が医院にはこれを設置しています。)
流行シーズンに高熱を出したら、「インフルエンザの検査に行って来なさい」
と言われるのは必定です。
インフルエンザの検査を受けるタイミング、これが結構難しいのです。
早すぎるとウィルス量が少なくて出ないことが多いですし、48時間以上経過すると抗インフルエンザ薬の効果が期待できないと言われています。
インフルエンザの検査を受けるいいタイミングと言われている、発症後12時間から48時間の間でも、インフルエンザにかかっていても、検査で陰性に出ることが結構あるのです。全くもって難儀な問題です。
富士フィルムから
という機器が発売されていて、感度は100倍、発症後4時間でわかると宣伝しています。(我が医院にはこれを設置しています。)
この機器が置いてある医療機関では、発症後4時間から48時間の間に受診すればいいことになりますが、4時間から24時間以内に受診するべきだと思っています。48時間も経過していたら、アセトアミノフェンだけで十分に残りの有症期間を対処できるのではないかと思えます。
インフルエンザの受診も、タイミングが重要です。
日本で使われている主な抗インフルエンザ薬の一覧です。
どれも一長一短、帯に短したすきに長しで、ずぬけて良い薬は見当たらないです。
何より、日本では乱用されていますが、本来、使うべき対象は、
なのですね。私も大いに反省しないといけないです。
皆様も、出来るだけ抗インフルエンザ薬の使用量減少にご協力ください!!
インフルエンザ、自力で治すのが世界標準です!!
インフルエンザの受診も、タイミングが重要です。
日本で使われている主な抗インフルエンザ薬の一覧です。
どれも一長一短、帯に短したすきに長しで、ずぬけて良い薬は見当たらないです。
何より、日本では乱用されていますが、本来、使うべき対象は、
なのですね。私も大いに反省しないといけないです。
皆様も、出来るだけ抗インフルエンザ薬の使用量減少にご協力ください!!
インフルエンザ、自力で治すのが世界標準です!!
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