開業医の月末は・・・・

今日は4月30日（木曜日）。

令和2年度の診療報酬改定があってから初めての月末です。

仕事は・・・月末月初はいっぱいあります。月末月初、開業医は書類作成に追われます。

まず、レセプト作成して、それを修正する大仕事があります。これは、翌月の10日までに仕上げて電送しなければなりません

なのに！！！！何と、レセプト作成ソフトが動かない！！何という事でしょうか・・・・何だかんだ試してみましたが、結局バグがあるらしく・・・・

明日以降に修正したソフトが送られてきて、明後日夜に当院のＰＣ担当者が「仕事帰り」に来訪してくれ、ソフト導入してくれることになりました。

当院の4月分のレセプトは、3日からの連休中に仕上げる事になりました！！（Stay　Home週間なので、ちょうどいいかもです）

レセプト関係、レセプトが作成出来ない動きようがないので・・・・それ以外の仕事を片付ける事にしました。

書類作成・・・・・・・・作るべき書類が溜まっておりました。

まずは訪問看護指示書の作成。

30件以上あって、結構時間が掛かります。

それから、介護保険の請求書作成して・・・

一番時間が掛かったのが・・・・・溜めてしまった紹介状の返事です。

以前に取り上げたことがありますが・・・・おひとりの患者さんに7通もの紹介状をいただいたりしたので・・・・

返事を書くのも結構時間取られるのです。

 

医者になるまでは、開業医って昼は休みだし、日曜は勿論、木曜日も土曜午後も、休み。

ゴルフばっかり行っているのじゃないの？　なんて思っていたのですが・・・

自分がなってみたら、大間違いだと気付きました。

何しろ、書くべき書類が多い。

看護師も、理学療法士も薬剤師も・・・医療関係は医師の指示がないと動きが取れないようなシステムになっています。

なので、指示書をいっぱい書かなければなりません。

介護保険も医師の主治医意見書が無いと介護認定すら受けられません。

この世に生まれ落ちた時には出生証明書（これは医師か助産師が作成）

息を引き取ったら死亡証明書（医師か歯科医師が作成）または死体検案書（これは医師のみ）が必要です。

私は、出生証明書は書いたことが無いですが・・・・病気の罹患証明や治癒証明、生命保険の書類など、書類書いている時間って結構長いのです。私、ゴルフやらないですし、外飲みもほとんどしません。

昼は往診してますしね。（往診していない開業医が何をしているのか・・・私には分からないです。）

毎週木曜、日曜・祭日、土曜午後、以外にも奇数週の火曜日は休診という普通の診療所にはないエキストラの休みを設定しております。休んでばかりの様に見えますが・・・・

でも、遊びに行く暇は・・・・そんなには無いです。

そうそう、今は、集会がなくなっていますが、コロナ以前は、医師会や薬屋さん主催の勉強会や学習会がやたらと開かれていて、週に1.5回くらい参加していました。その上、学会活動もありますしね。学会参加も専門医持っていると義務化するらしいです。（私は専門医も博士号も何も持っておりません！！）

私、脱サラ医師ですので、他の仕事に比べてきついとも楽だともどちらも思わないです。

ただ、サラリーマンよりは開業医は体が資本だとは感じます。

休業保険には入ってますけどね。

やりがいのある仕事で有難いなぁと思っておりますが、以前「ゴルフばっかりしているのじゃないの」と思っていたほど・・・

楽でもないです。まあ、どの業界もそれ相応に・・・とは思いますが・・・・

今、新型コロナとの戦いの最前線におられる感染病棟の医師、看護師の方々は・・・・

本当に大変だと思います。

疲れ果てない様に何とか休養を取っていただきたいと思います。

出来る範囲で、自分の仕事をこなしたいと思います。

今日は、書類書き、頑張ったぞ！！！

紹介状の返事、すべて書きました！！！ほっとしました！！！！