先週の土曜日(21日)の話になります。17時から開かれた「第10回中和在宅診療研究会」に顔を出してきました。コロナ騒動が起こってから、勉強会への参加はリモートのみでしたので、実際に勉強会の会場に行くのは2年ぶりくらいになると思います。以前とは勝手が違っていて、戸惑ってしまいました。
会場は橿原市役所分庁舎4階のコンベンションルームなので、慣れた場所なのですが・・・コロナ禍の中で会場を仕切っているMRさん達の、ピリピリした緊張感が伝わって来ました。
佐々木慈瞳さんのお話を聞きに配偶者も誘って2人で行ったのですが、並んで座る事は出来ませんでした。1つのテーブルには一人しか座れない様に区切られていました。
着座すると、お茶とお弁当が配られたのですが、「弁当は持って帰らず、会場内で食べて帰ってください。」と、何度も繰り返されます。
私たちは、慈瞳さんの話を聞き終わったら、人知れず静かに退席するつもりでいたので、どうすればよいのか分かりませんでした。最後まで座っていれば良いのは当然だし、それがマナーだとは思います。ですが、一般人である配偶者には、慈瞳さんの話は理解できても、その後の医師の医師向けの専門的な話は退屈なだけに違いありません。まあ、少々マナー違反になっても、慈瞳さんのACP関連の話を聞きたかった、そして配偶者に聞かせたかったと言うわけです。
ここで、私がそんなに話を聞きたかった、そして配偶者にも聞いて欲しいと思った佐々木慈瞳さん、一体何者なのか、遅ればせの紹介をさせていただきます。
2016年からNHK Eテレで放送されていた「大和尼寺精進日記」の笑顔の素敵なじとうさん(副住職)として有名になられました。
色々とマルチな才能を持った方です。
私は、ホスピス運動や緩和医療の勉強会などで10年以上前から顔見知りになっており、会う度に素敵な笑顔に癒されていました。
2年ほど前に音羽観音寺を下りられて、現在は奈良県教育 1 委員会スクールカウンセラーとして小中学校を巡回するほか、奈良県総合医療セン ターと、西奈良中央病院で緩和ケアに携わっておられます。
そのじとうさんのおはなしはACPについてでした。ACPについては私なりの解釈で何回か話題にさせていただいたことがあります。
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/2bba754c77274499a5530be1ffc00ee8
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/2bba754c77274499a5530be1ffc00ee8
私は、ACP(人生会議)は患者さんが主役の座を取り戻す場だと理解しているのですが、じとうさんはどんな解釈をされたのか。それは、次回お知らせしたいと思います。
なんでも中央ってつけたがるのが昭和のおじさんの感覚なのかもしれないです。
そういえば、私の父親が経営していた繊維卸会社の名前が 中央企業株式会社→株式会社「中央」→バンクラプトでございました!!
西奈良中央病院 って、西なのか中央なのか 位置の特定が難しい病院名ですね。。。(笑)