GoToトラベル 全国一斉停止へ

　菅義偉首相は１４日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部（本部長・首相）で、観光支援事業「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」について、今月２８日から来年１月１１日まで、全国一斉に利用を一時停止すると表明した。従来の札幌、大阪両市に加え東京都と名古屋市を目的地とした旅行については、全国に先立ち今月２７日まで事業の対象から除外する。首相は東京と名古屋を出発する分は利用を控えるよう求めた。 

私個人としては、GoTo政策は大きな役割を果たしたと思っております。今後政策を続けたら、ある程度の役割を果たし続けるとは思いますが、現在の世論の流れでは、中止するのもやむを得ないかなとも思っています。
一方で、GoTo政策中止したって、大した感染抑制にならないだろうと、以前から言っておりますし、今もそう思い続けています。

12月28日から1月11日までGoTo中止とのことですが、初詣に対しては何も言わないですね。見ず知らずの多くの人と密に接触してしまう初詣は、結構大きな感染の機会だと思っています。
私は、GoTo政策 よりも、イベントや映画館の方が感染拡大の要因になっているのではないかと思っています。（勿論、接待を伴う飲食や普通の飲食、カラオケ等も感染の原因になっていることは間違いないでしょうが）

　感染が拡大し続けている今、それらに対する規制を強める事も致し方ない事なのかもしれませんが、それは経済的な大きな痛手を伴います。

　何度も何度も言っていますが、国民一人一人の感染に対する防御力を高めるための教育が必要だと思っています。私は、これまではそれを広報で知らしめるべし！と、思っておりましたが、それではだめかもしれないな、一段強めて、訓練が必要なのではと思うようになりました。

　感染防御訓練！！　感染症専門医とか感染管理認定看護師とかが音頭を取ってやってくれませんかねぇ！！　これは、規制を強めるよりも、経済にダメージを与えることなく感染抑制の原動力になりうると思っています。日本社会の原動力は、教育と哲学ではないでしょうか。新型コロナに対する力も、そこから出てくるように思えてならない私です。