命のカウントダウン(健康余命3605日)

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今シーズン坂根医院の花粉症治療

2021-02-28 04:36:39 | 治療薬
スギ花粉の飛散が本格化して来ましたね。
先週から、奈良県中部の坂根医院にも花粉症患者さんがドドッと来院されました。
今年の当院の処方は、内服薬はアレグラのオーソライズドジェネリックである
フェキソフェナジンSANIC(1日2回)またはルパフィン(1日1回)が中心です。(28日または56日投与)

症状の重い方には、プランルカスト(1日2回)、またはモンテルカスト(1日1回)の内服薬を併用、モメタゾン点鼻、パタノール点眼やアレジオンLXt点眼液0.1%を併用します。

眠気を感じにくい方には内服薬としてザイザルを処方することもありますが、例外的です。

注射や内服による減感作療法は、現在希望者がおられませんので施行しておりません。内服の減感作療法は、希望者がおられたら施行します。

持続性ステロイドの注射療法は、プラスマイナス考えるとするべきではないと思っておりますので、施行する気はありません。

ノイロトロピンやヒスタグロビンの注射は、希望者がおられたら考えますが、現在のところ施行しておりません。

ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤であるゾレア注による治療は、月1回の注射で副作用も少なく、治療効果も良好だと思います。しかし、高価です。他の治療を施行しても症状改善が得られないような重症患者さんが希望されたら施行しようと思ってはいます。

まとめますと、当院の花粉症治療薬は、アレグラのオーソライズドジェネリックであるフェキソフェナジンSANIC9割、ルパフィン1割 重症だったり目の症状があったりすれば、点鼻薬や点眼薬を足したり、作用の異なる内服薬を足したりするという事です。処方日数は28日または56日です。



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