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ウィルス検査基準 対象拡大

2020-02-05 00:12:15 | 新型コロナウィルス
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新型コロナウイルスの検査対象から外れた人から相次いで感染が確認されたことなどから、厚生労働省は対象を拡大する方針を固め、4日にも自治体や医療機関などに通知する方針です。

これまで厚生労働省は新型コロナウイルスへの感染の疑いがある人を
▽37度5分以上の発熱かつ肺炎の症状があり、
▽発症からさかのぼって2週間以内に、武漢市に渡航歴があるか、発熱と呼吸器症状のある武漢市の人と接触歴がある人、と定義し、報告やウイルス検査などの対象としています。

しかし国内で、
▽武漢市への渡航歴がなかったり、
▽患者との接触歴が明確に確認できなかったりする人の、感染が相次いだことから、厚生労働省は対象を広げることを検討していました。

その結果、対象者について、
▼37度5分以上の発熱と呼吸器症状があることとし、肺炎の症状を条件から外しました。
さらに、
▼渡航歴については湖北省全体に広げ、
▼接触歴は湖北省に滞在歴のある人と濃厚接触をした人まで含めることにしました。

これに当てはまる人が受診した場合、医療機関は保健所に報告し、ウイルス検査を行います。

そして患者と確認されれば、都道府県知事は本人に入院を勧告し、強制的に入院させることができるほか、一定期間、仕事を休むよう指示できます。

厚生労働省は4日にも新しい基準について自治体や医療機関などに通知する方針です。

この、検査対象拡大で、武漢の方たちのバスツアーではありましたが、症状のある方は搭乗していなかったとされるバス運転手も、症状のある方は勿論、武漢でも湖北省の方でもないバスツアーに搭乗し、「私は新型コロナ陽性となったバス運転手との濃厚接触者です。」と、千葉の保健所に訴えても検査してもらえず、診断の遅れた20代のガイドさんのケースも、何とか検査対象に入りました。

ここに至るまでには、厚生労働省の検査対象から漏れている方であっても、非常に強く疑われると診断され対象機関に強く検査を迫られた医療機関の努力などがあったからこそだと考えます。

 

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