色々書いてきましたが、結局、安全に心地よく遊べるキャンピングカーを探していたのです。
その落としどころが今回の私の場合、LTキャンパーズの レガード ネオ プラスを電気関係の強化等改装してもらう事で収まりました。キャンピングカーに求めるものもその解決策も人によって違いがあり、それぞれに違うキャンパーを作り上げるしかないと思います。自分で正解を手繰り寄せるしかないというのが、今の私の正直な感想です。
改装を自分でできる能力が高い方は、自分でするのが一番だと思います。改装すること自体、楽しめますからね。私にはその能力がないので、LTキャンパーズにすべて頼んでいます。正直安くはありませんが、彼らの持っているノウハウと、専門的な工作能力を考えると納得せざるを得ません。
今回のキャンピングカー購入、私はキャブコンかバスコンしか考えていませんでした。キャブコン、バスコン百花繚乱ですが、まず、大きさと高さ。それは、慣れで何とかなるかもとも考えたのですが、コースターのエンジン音が煩いのは意外でした。以前にも言いましたが、配偶者の「こんな大きなのは要らない。」の一言もあって、圏外に去ってしまいました。
「こんな大きなのは要らない。」と言った我が配偶者なのですが、諏訪のLTキャンパーズに伺ったときに中を見せていただいたADRIAのMOTERHOMEに彼女はかなり興味をひかれたようでした。「すごい、この中で完全に生活できるね!」と、彼女は目を輝かせていました。しかし、ルノーで外車にアレルギーが出来てしまった私は、全く興味を惹かれませんでした。
日本製のトラックまたはハイエースベースのキャブコンに的を絞りました。日本特殊ボディーのいすゞトラックベースのSAKURAやTSUBASA、ASAKAZE ネッツRVのCLEA5.3EVO vanteckのジル520クルーズ FUNluceのセレンゲティ525、RVトラストのTR550L.BoleroーV.Maxなどが候補に残りました。他にも良い車はたくさんあるのでしょうが、キャンピングカーショーや販売店を回ったり、雑誌やネットを見たりして、良いなと思いました。
この中からどれを選ぶかは、ほとんど好き嫌いの世界だと言っていいかもしれません。どれを選んでもよかったようにも思います。なんとなく作られたイメージで決めた部分が大きいようにも思います。ビルダーさんとの距離も影響しました。
大きな声で要素である筈の価格なのですが、キャンピングカー購入に当たって気を付けなければいけないと思うのが、表示価格と購入価格との差です。そして、ベースになるはずの表示価格なのですが、選択できる範囲での最安値のバージョンの価格であることがほとんどで、ディーゼルだ、4WDが希望であれば、確実に価格は上昇します。そして、標準装備のままでは快適に使用できないことが多く、ほとんどの人がオプション品を装着されると思います。会社によって、車種によって、どこまで標準装備としているか、かなりの差があります。ですから、A車種が600万、B車種が700万、C車種が800万円だったとしても、同じ様な装備にすると、A:820万、B:860万、C:880万なんてことは普通に経験することです。時には安い車のほうが乗り出し価格が高くなるなんてこともあるかもしれません。この辺りは、よく比較検討する必要があると思います。
必要があると書いておきながら、私はそんなことはしませんでした。ここに挙げた車種だと、セレンゲティを別にすると、あれこれつけるとどれも似たような価格になるなというのが私の感想でした。セレンゲティは、スタイルも気に入ったし、比較的安いし、気に入ったのですが、配偶者の「レガードの方が良かった。」の一言で却下になりました。その他の車種を振るい落としたのは、私自身がレガードの低重心を気に入っていたからだと今になっては思います。
最終的な感想を述べますと・・・・・「レガードネオプラス、良いと思うけれど・・・高い!!!。特に電気関係のオプションが!」が正直なところです。最終支払額は・・・・リチウムイオンバッテリー、ソーラーパネルをおごったこともありまして・・・・バスコンの定価並みになっちゃいました!!
その内容は、支払いを終えてから、仔細報告させていただきます。
写真は、LTキャンパーズのHPからいただきました。レガードが35度以上傾いても転倒しないという実験写真です。