「しんぜる」
「しんぜてきて。」
「しんぜてあるから、おさがりを頂いてきて」
しんぜる
が群馬の方言だったとは、知らなかった。
どういう意味かというと、
神様や仏様に、お供えする。
お供えしたものを、下げて頂くときに、お下がりを頂くと言う。
毎朝、お水やお茶やご飯をお供えするのです。
珍しい頂き物なども、お仏壇や神前にお供えしている。
その日、初めてのお茶が遅くなってしまった。
小さなお茶碗に最初に淹れたお茶を見て、
「これ何するの?」
と聞かれた。
「しんぜるのよ。」
って言ったら、しんぜるが意味が分からなかった。
そして、神棚やお仏壇にお茶をあげることを知らない人が増えていることにハッとさせられた。
神様、仏様にお供えする。おさがりをいただくこと。
継承し続けて欲しいなあと思います。
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