まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.734 よろしくお願いしニャーす!

2017-05-08 09:49:42 | 日記
おはようございます。


GWも終わったわけですが、去年の夏、今年の正月と消化不良気味だった鬱憤を晴らすかのように、今回の連休はいろいろと近場ばかりですが走りに行ってきました。








写真1枚目は4月29日、和歌山へJR和歌山線各駅巡り、本当は姫路方面に行く予定でしたが途中の新今宮駅で人身事故のために電車は足止め、いきなりの予定変更で和歌山へと向かうことにしました。何の予習もなしの各駅巡り、ついでに久しぶりの大和街道巡りも、連休の最初からなかなかディープな旅となりました。写真3枚目、4枚目は5月3日、今年初めての滋賀の旅春編、出発は関ヶ原から北国脇往還を走って木ノ本まで、そこから折り返して長浜方面へと戻りました。予定していた長距離の旅はこの時点で終わっていましたが翌日4日には写真5枚目、6枚目にあるように京都から大阪府へと気ままに回って来ました。そして昨日(7日)は京都まで映画を見に行って来て、帰りには千本通から八幡市、京田辺市を経由して奈良まで帰って来ました、写真はまだ未編集です。この走りの模様については順次お送りしていく予定ですが、まあいつのことになるかは言いっこなしと言うことで・・・。


そんなわけで昨日見てきたのはこの映画↓↓↓



公開は大阪で先週から始まっていたのですが、日にちと時間が合わなくて見に行けないなあ、とあきらめかけていたら京都では1週遅れで公開開始、場所もT-Joy八条口、時間も朝一番といい条件が揃ったので速攻行くことに決めました。行きはJR奈良線で輪行、京都駅前で相棒を立ち上げるが3分走っただけで駐輪場でお休み、映画館には上映10分前に到着した。最近は映画館のチケットも自動販売機での購入、これって結構戸惑うこともあって後ろに人が並んでると緊張してしまうんだよなあ、自分(一人称)はやっぱり窓口で買うのが性に合ってるんやけどこれも時代の流れかな・・・。
と言うわけでここからは映画の感想を書かせてもらうわけですが、これを見て最初に思ったのは、やっぱり清水富美加はもったいないことをしたな~と言うこと、本人がそうしたいからと決めたことだから今更言っても仕方ないことだが、見ている方からするとこれからの子と言うイメージがあっただけにもったいないなあと思ってしまう。一方の相方を演じたのは松井玲奈、こちらはキレッキレのガラの悪さで女やっさんと言った感じ、この二人がコンビを組む漫才師とその周辺を取り巻くの人たちの物語。漫才師の物語と言うと最近までNHKでやってた『火花』を思い出すが、あちらは『べっぴんさん』でドラムを叩いていた兄ちゃんとそっくりの主人公が毎回泣いて悩んでばかりでひたすら暗~い陰気なドラマだった。こちらは女性が主役と言うことで明るくコミカルな雰囲気で物語は進むが途中からは深刻なムードに突入、それでも最後は・・・ネタバレになるのでこれくらいにしておきましょう。




そもそもこの映画は上映前にスピンオフで深夜にドラマをやっていて、そちらでは売れない女性漫才師がいろいろなことにチャレンジしてそれを動画投稿すると言う特に大した内容もないものだった。人気女優に人気アイドルの組合せがどうかな~と思ったが、二人がそんなことを思わせないほどいろいろとしょ~もないことに挑戦していく姿はまあまあ面白かった。その途中に入るCMが映画の予告だったがそちらに興味を惹かれて見に行こうと思った次第、ドラマでは断片的に語られていたエピソードが映画ではなるほどそう言うことか、と持って行く手法にまんまと嵌められてしまったと言うことですかね。
その映画では現在進行の中に出てくる会話やエピソードの一端に突然過去のエピソードが入る形で、最初は見ていてそのシーンが今か過去か分かりにくい部分もあったが、途中で慣れてきて分かるようになってきます。最近では何かと結末や説明にこだわってこういう手法は分かりにくいとか言って文句を言う人もいますが、日本人が日本人に向けて日本語で作っている物語です、ここはあえて説明は省いて自分なりの解釈を・・・と言う作り手側から見る側へのある種注文みたいな形で作られた映画、これもそうだと思います。もしそれが性に合わないと言うのならジブリやディズニーなどを見て楽しまれるがいいでしょう。
ドラマ版ではエピソード的に語られていた自転車がのシーンはこれから自転車に乗って帰る自分(一人称)にとってはちょっと心が痛かったなあ。一番笑った台詞が清水富美加の「性感帯」、決して下ネタではありません、あくまでも芸人さんとしての台詞です。そしてちょっとネタバレになりますがラストは二人の漫才のシーン、『SWING GILS』の最後と同じような感じのイメージですが、まるごとネタを披露する二人、そのネタには笑い、スパークスのネタよりも面白い、そして二人の姿を舞台袖で見守るマネージャーには結構泣けます。このマネージャー役の人、全然知らない人で最初は大森南朋かと思ったが、東京03と言うコントグループの人だったんですね、芸人さんと言うことでくすぶっている女性漫才師を何とか売り出そうとする姿、台詞にはなかなか真剣なものがありました。全体的にいらないエピソードや余計な脱線もあった割には面白く見られたと思います、と言うか1800円出して見たいと思って見に行った映画です、酷評はしません。よく「1800円も出して損したわ~」とネットに書きこんでいる人がいますが、そう言う人はジブリやディズニーを見て満足為されるがいいことでしょう。



テレビの方ではこのGWの間に『べっぴんさん』のスピンオフが2本、総集編が前編後編、ラジオドラマでもスピンオフがあって、これで本当にすみれともキアリスともお別れとなってしまいました。スピンオフ1本目は悦子様と大急の小山との物語、ラジオドラマはすみれの手芸クラブ誕生までのお話、これドラマでやってくれたら良かったのに、本編では2週目で突然と言った感じで出てきたすみれ達3人の手芸クラブ、この3人が仲良しになるまでの話にはやはり悦子様が絡んでいました。スピンオフドラマ2本目はヨーソロでの1日に起こった話を忘れ物から展開させていく形、ここでの芳根さんはストーリーテラーと言う形での出演で、すみれじゃなかったのがちょっと淋しかったなあ。ドラマは5本のオムニバス形式、『世情』あり『火サス』あり対決ありとちょっとNHK調子乗り過ぎと言う感じもしましたが、そこは御愛嬌です、気に入らない人は『あまちゃん』のDVDでも見て楽しんでてください。このスピンオフで縫子シスターズがキアリス4人衆の物真似をしていたが、すみれの「何か、何かな~」に「何、何?」て反応していたのって君ちゃんだったっけ、自分(一人称)は良子ちゃんの方のイメージがあったんやけど間違っていたのかな~。このシスターズの中の時計屋の時子さん、このドラマでは唯一かな、ご主人を戦争で亡くされていたんですね、赤ちゃんを抱えてまだ小さなお店だったキアリスに出入りして商品を買ったり、赤ちゃんのことでいろいろと相談したりとかで、キアリスの成長を表から支えていた人でした。スピンオフではこのシスターズがもう一花と言う会話をしていましたが、地味にドラマを支えてくれていた脇役の人たちにも光を当ててくれたと言うことで、自分的にはなかなか満足できました。


と言うことで今回はまた長々と語ってしまいました、こういう話になると長くなる、僕の悪い癖。最後に映画を見に行って思ったことをひとつ。



御存知「大急ですから~」の小山、スピンオフではなかなかいい男っぷりでしたが、何かに似てるな~と思ったらこれだった↓↓↓



そしてついでにもうひとつ↓↓↓



このポップコーン、いつもつまんでいるがどこから食べるの?口ないやん・・・と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち