まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.737 登録有形文化財巡り・伊賀上野編

2017-05-13 18:19:32 | 文化財
おはようございます。


桐谷美玲っていつからかこの人が出てると見たくなる、って女優さんに・・・ってすみません、いきなりこんな出だしで。今回の枕は『人は見た目が100パーセント』です、視聴率は悪いみたいですが、自分(一人称)は毎回楽しみに見させてもらってます。あまり男が見て楽しいと思うドラマではないのでしょうが、自分(一人称)のお目当てはもちろん桐谷美玲です、この子は多分、今一番自分の魅力に緩急を使い分けることができる女優さんだと思います。彼女に注目するようになったのは大河ドラマ『軍師官兵衛』に出ていた頃から、それまでは綺麗、かわいいの記号だけの女優さんでしかなかったが、このドラマでは最後処刑されてしまうんですよねえ、なかなか悲劇的な最期だったのですが、その数時間前にはこの人を映画館のスクリーンで見てました。その映画は『女子ーズ』↓↓↓



おやおや、とと姉ちゃんにみねこもいますなあ、こんな緩~い女子だけの戦隊ものでリーダーのレッド役を演じていたのですが、大河とのギャップが物凄くて、それ以来見たくなる女優さんとなりました。松坂慶子が若返るドラマもそうだし今回の『見た目』もそうですが、地味~ィな役を演じることで、本来世間に認識されているきれいさを自在に地味に替えることができる、うまい女優さんだと思います。この間アンケートできれいな女優1位に選ばれていたなど足元にも及ばないと言っていいでしょう。今回のドラマではいわばみにくいアヒルの子が最後には・・・その辺りは楽しみにしておきましょう、フジテレビ、視聴率悪いからって打ち切りみたいなことは絶対するなよ!!と言うことで本文、行きましょう↓↓↓












長らくお伝えしていた滋賀の旅秋編、本編は前回で最終回となったのですが最後は伊賀上野での登録有形文化財巡りが残っていました、早速行ってみることとしましょう。
伊賀上野は奈良から山を越えて通る初めての町、山を抜けて広い平野部に入るが、伊賀上野の町並自体はその平野部から少し小高い丘の上に展開している感じ、いかにも高低差大好きのタモリ氏が好みそうな所です。町の中心部の更に小高い丘の上に建つのが伊賀上野城、城を見上げる町並は奈良、亀山、津へと向かう旧街道が交差する所で往時は旅人の行き来で町も賑わったていたことでしょう、そんな狭い範囲の町並の中には歴史の古さを感じる建物がいっぱいあります。上の写真の1枚目~3枚目は大正時代のレトロな感じのビル、上野市駅の南側を東西に通る大和街道にはいろいろと目を惹かれる建物が多くあるのですが、その中での国の登録有形文化財はこの建物だけ、時代からすると旧街道と文化財はリンクしないと言う自分(一人称)の説は当たっていると言うことか。













上野市駅前の踏切から南へ伸びる道を境にして東側、電車の通っている所は寺院がたくさん建ち並ぶ所、夜だとちょっと気色悪いかも、西側は古い町並が建ち並び、狭い道が碁盤の目状に展開している。上の写真にある文化財は料亭、旅館、銭湯とお客さんをおもてなしする所が多い、反面、寺院が多いのにそちらは文化財じゃないと言うのは皮肉な感じも、って言うか神社仏閣で登録有形文化財ってあんまり見かけないなあ。銭湯で登録有形文化財となると・・・京都にありました、確か鞍馬口通にありました、銀行や駅、学校など公共の施設で文化財と言うのはよく見かけるが、銭湯と言うのはちょっと変わり種な気も。お風呂屋さんだから生活に必要な場所と言えるが、写真にあるようなこんな重厚そうな建物となると、気安く「銭湯行こか~」とは・・・地元の人にはあまり関係ない話ですかね。







滋賀の旅秋編では前回の湖南編でもそうでしたが、走りの途中で見かけた・・・と言っても事前に予習はして行っているわけですが、個人の家、元銀行や上の写真にある警察署、教会、そして今回お伝えしました料亭や銭湯など、生活に密着したような所がほとんどでした。奈良や京都にあるような古い歴史を着飾った観光名所ではなく、こう言った何気ない生活の隣にありそうなものが長い年月を経て文化財となっていく、きっとその地域でその動きに関わっている人たちがいるのでしょう。世界遺産に指定されることを地域ぐるみで盛り上げたり、自分のお寺にある仏像が国宝に指定されて喜んでいた僧侶がいたりとか、箔が付くと言うのは励みにもなることだろうが、それには大小はないはず。今まで何気なく当たり前の様に行っていた場所に小さくとも箔がつくことになると、また新たな気分でその場所を見たり来たりすることができるでしょう。でもいろいろな所を走っていてこれは・・・と思ったのが文化財か文化財じゃないか、レーダーは育っていてもなかなか見分けることはできないんだよねえ、どこにその基準があるのかは分からない、まさに文化財は見た目が100パーセント・・・ってわけにはいかないと言うことですか、次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち