まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.742 滋賀の旅冬編(3)・大津京

2017-05-20 20:02:08 | 旅行記
おはようございます。














大津


今回もいきなりの連貼りですが、上の写真を含めたフォトチャンネルは昨日先行公開しました、最近はフォトチャンネル作成の調子がいいので何よりです。滋賀の旅冬編は前回逢坂の関を越えて大津市の中心地である京阪浜大津駅前へとやって来ました、大きな電車が道の上をゆっくりと走り、駅からすぐの所には琵琶湖があって大きな船が停まっている、その水面にはアヒルやカモがユラユラと・・・こういう光景を見るといつも思うのですが、動物の世界ではお互いの種類をどう見ているんですかねえ?人間が犬や猫を動物として見るのと同じ感覚なのか、日本人が外国人を見るような感覚なのか、確実にひとつ言えることは自分より小さな生き物は食べるものだと思っていること・・・まあどうでもいい話です。
浜大津駅前に来るといつも電車の写真を撮ってしまう、そりゃあこんな光景はなかなか見れるもんではないですからねえ。大きな電車が道路の上を車といっしょに進んで行く、駅前の交差点には分岐点があり、4両編成の電車がギュ~ンと線路を軋ませながら急カーブをゆっくりと通り過ぎて行く、なかなk壮観な光景です。石山坂本線にはアニメのラッピング電車、そう言えばこの間wowowで映画『ちはやふる・前編』を見たけど、上映に合わせて広瀬すずのラッピング電車が走ったとか↓↓↓



上の写真はどっかから調達してきたもの、これは自分(一人称)のカメラでも確保しておきたかったなあ、来年には続編があるらしいからその時にまた走ってくれないかな・・・。








浜大津駅から三井寺駅にかけては電車は路面を走る所となっているが、そこから一歩山側に入った辺りは旧街道風の町並もなってなかなか趣深い所、ただ狭い道に電車を嫌って入ってくる車も多くて、結構雑然としている。三井寺駅近くにあるのが写真2枚目~4枚目にある疏水の流れ、琵琶湖から流れ出た水はここからトンネルをくぐって京都へと至っている。写真3枚目にある水路の先のトンネル、あれが流れ流れて京都の南禅寺辺りへと至り、更にその先大阪方面まで流れて行くと思うとこれもロマンやな~、ってこのフレーズ前回も使ったなあ、でもだからこそ琵琶湖はきれいに大切にしなければいけない、当然のことです。さて、ここから門前町の坂道を上った所にあるのが園城寺、通称三井寺と呼ばれる滋賀でも名高い寺院ですがここは拝観料を取られるので山門の写真のみ、と言うことで。駐車場ではバスガイドさんが何人かお客さんを待ちながら談笑していたが、何か、何かな~、ガラの悪そうな人ばかり、こういう時って結構「素」が出てしまうもんなんだよねえ。







三井寺を後にして、京阪石山坂本線沿いを進んで行く、前に各駅巡りで走った所を今回は逆に坂本方面へと向かっている。京阪皇子山駅を過ぎると風景も普通の住宅地へと移り変わってくる、京阪近江神宮前駅の近くを通るが近江神宮はまだ少し先、その前に現れるのが写真1枚目にある碑、そこには『近江大津宮』とある、まあ簡単に言えばここに都があったと言う跡だ。大津に都があったと言うのは歴史の授業などでも倣うが、奈良時代の前のこととなると天皇が変わる度に都は移し替えられていたと言うことだからいまいちその実態が分かりにくい。チョイとかじった程度に調べてみたところでは飛鳥にあった都をここに移したのは中大兄皇子、その後この都にて天智天皇に即位したと言うこと、それから何やかんやあって都は再び飛鳥に戻されたとか。いや、ちょっと待てよ、その何やかんやが一番大事な所だろう、その何やかんやって何やねん・・・何やかんやは↓↓↓



それについてはこちらをご覧ください。








と言うことで何やかんやは置いといて近江神宮へとやって来ました。今日は各地で気温が30度を超えたと言うのにこちらでは目に眩しいくらいの紅葉の写真が並びました、まあ走ったのが去年の冬のことですんで勘弁してください。春は桜が満開になってその美しさを誇示したかのようにある木も紅葉が終わると葉がハラハラと散り寂しい姿となってしまう、まさに命の儚さを感じさせる最後の輝きとでも言ったところだろう。さて、走りの方は次回、いよいよこの旅の目的地である坂本へと向かって行くわけですが、ここまでは走り慣れた道、かつて知ったる道を難なく来れたのですが、最後の最後に試練がやって来ることとなります、次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち