まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1600 沈んだ気持ちで吉野まで・・・

2021-07-05 08:51:45 | まち
よろしくお願いします。




















GWの連休中、前日、愛知の旅から戻ってきてまだ休みが2日残っている、この日は吉野まで走ろうと思って朝早くに自宅を出発、途中で写真を撮ろうと思ってカメラを取り出したら・・・本体を地面に落としてしまった・・・。この顛末については前に書いたと思いますが、結局この後同型のカメラをすぐに購入して、3時間後には再出発、ただ気持ち的にはもうかなり落ち込みながらの出発となりました、ここで余計な出費とはなあ・・・。

と言うことでこの走りでの目的は昨年からずっと行ってきた吉野川分水巡りと万葉歌碑巡り、分水の始まりを見た記録については前にここでもお伝えしました。万葉歌碑巡りについてはまだまださきになりそうな・・・、と言うことで今回は吉野川分水、万葉歌碑以外の吉野での巡りの記録をお送りしていこうと思います。まずは御所市、と言ってももう南の外れの方、JR和歌山線の掖上駅から曽我川に沿って国道309号線へと出る。近鉄吉野線葛駅付近を通る国道309号線は町中の普通の道でおよそ国道には見えないが、新道となる国道がJR線の西側を通っていて、2本の国道309号線は吉野口駅の南にある交差点で合流して吉野へと向かって行く。緩やかな上りに沿って今木と言う名の小さな集落を通り抜けて、いよいよ上りは急となって行く。自転車に乗り始めた頃この道を走ったことがあって、その時は頻繁に変速をするとチェーンが外れるものだと思い込んでいて、平地を走る時と同じ段でこの坂を越えたのだった。帰りもその段のままで折り返したから、今思うと結構無謀なことをしたものだったなあ。














急な上りを終えた所が車坂峠交差点、国道309号線は右に曲がって今度は急坂を下って行って大淀の町へとたどり着く。この辺りが町の中心部、国道を外れて商店街を通り抜けて行くと近鉄下市口駅へとたどり着く、駅名は下市を名乗っているが駅があるのは大淀町、しかもこの駅は特急も止まり吉野の玄関口ともなっている駅、大淀町の人にとっては隣の町名が駅名になっているのは面白くないのでは・・・と思ってしまう。昔は吉野川の対岸にある下市が林業が盛んな所であったのに対して、こちら大淀は農業主体の田舎村、それが鉄道が通り駅ができたことによって町の規模が逆転してしまった。駅ができた当時は町として栄えていた下市に敬意を払っていると言うことだろうか、この駅名にも慣れてしまっているせいか、特に大淀町からも駅名変更の動きもなさそうだと言うことです。


















吉野川に架かる橋を渡って下市町へ、ここでの目的は万葉歌碑巡り、その目的も終えて国道309号線にある札ノ辻バス停へとたどり着く。札ノ辻と言うと旧街道にある町の中心部を思い出してしまうが、国道309号線も吉野の南部へと続く道だから元は旧街道だったのだろう。ここから吉野川に架かる橋までは上の写真にある、両側を建物が押し迫ってくるようにある道を通り過ぎて行く。この狭い道が国道309号線、くねくねとしていて車も多く注意を払って進まなければならない。この後は吉野川へと出て吉野川分水の下渕頭首工や残りの万葉歌碑を巡って、時間はあっという間に過ぎ去ってしまう、帰りは下市口駅から輪行で・・・と予定していたが、電車までは時間があるし、午前中の大失敗で自分に罰を与えたい気持ちがあったので、ここは試練の山越えをすることに。そんなわけで帰りは国道169号線、芦原峠からトンネルを越えて高取町、明日香村を通り過ぎて近鉄橿原神宮前駅まで戻ってきた。まあ半分以上は下りだったのでそんなに時間もかからなかったし、試練と言うほどでもなかったな、でも気持ちはやっぱり沈んでいた、カメラを落としてしまうとは・・・僕としたことが・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・まちみち




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