まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.417 富士を追って(5)・富士山いまだ姿見えず・・・

2016-03-07 09:47:38 | 旅行記
おはようございます。











伊豆箱根鉄道駿豆線各駅巡りも終わり、三島市の中心地を抜けて沼津、富士方面へと向かっています。JR東海道本線、新幹線の高架の下を通り過ぎて真っ直ぐ進んで行くと、写真1枚目にあるJR御殿場線の下土狩駅、ここは長泉町の玄関口となる駅で、周辺は新興住宅地らしく住んでいる人も多くて賑やかそうな所だ。駅前の案内図を見ていると「世界一小さな公園」と言う文字に興味をひかれた、早速行ってみようと思い地図にある場所に行ってみたがどこに小さな公園があるのか分からない。しばらくあちことをまわり駅へも戻ったりして周辺を探して走り回ってみたが結局見つけきれなかった。その「世界一小さな公園」は写真2枚目、3枚目に転載したものですが、あまりにも小さいから見つけきれなかったと思って、こんな所で時間を喰うわけにもいかないので先へ進んで行きましょう。






伊豆辺りでは曇り空で時々小雨も降っていたのだが、ここに来て雲は多いものの青い空も見えるようになってきた、これは先行き明るい希望が待っているかも。しかし富士山は一向に分厚い雲に姿を隠されていて、その裾野がわずかに見えているだけ、今走っている県道22号線は富士山を近くに見える所を走るから、何としても見えてほしいと期待したいところ。先を進むと多くな交差点と出会う、この交差する道が国道246号線、皇居そばの三宅坂から始まる長い路線はここを通り過ぎて沼津市の中心地まで通じている。自分(一人称)は前に1度、この国道246号線を松田町から赤坂付近までまる1日かけて走ったことがある、起伏と専用道が多くて走りにくかったことをよく覚えている。
その後も県道22号線を富士市内へ向けて走るが、この区間特にこれと言った見所はないところ、目に退屈な風景が続いて仕方ない、その分ペースが速くなるのはありがたいことだが。退屈なら東海道を走れば、とも思ったが、あちらも沼津の中心地付近は特に見所がない、なら富士山に近い道を走る方がいいだろうと思ってこちらを選んだのだが、当の富士山はと言うと・・・。










目に退屈な区間でもとりあえず何かネタになる物を、と思って道祖神やバス停など撮ってはみたのですが、どうも話は膨らみません。そうなると富士山、と思ってそちらの方向を見てみると富士山は雲どころかその前にある愛鷹山に姿を隠されてしまって見えなくなってしまっていた、と言うことはこの辺りに住んでいる人たちは、こんなに近くにあるはずの富士山を見ることができないと言うことか、それはそれで気の毒やなあ。
写真3枚目、富士市に入りました、ここまで退屈な風景の中を走って来たので何か変わった風景が見られるかな、と思ったが、依然として特に大した見所はないまま先へと進んで行くばかり。結局写真4枚目~6枚目にあるような何気ないものくらいしか撮ることができず、ってここではそんな写真ばかりが主流を占めているんですけどね。さて、富士山はと言うと方角が変わったこともあって、今度は愛鷹山の左側に姿を、と言っても雲に隠されて稜線だけですが何とか見えている状態。しかしここは富士市、その名は富士市が先なのか富士山が先なのかは分からないが、ここはお膝元と言うことだろうから何としても姿を現してほしい、空はこの先ますます晴れていきそうな感じなのでそこに期待したいところである。








沼津市内からここまで、つかず離れずで県道22号線に沿って走っていた東海道新幹線、その高架を通り過ぎた所で県道から離れて高架下にある道を走って行くと写真1枚目にある岳南鉄道の岳南江尾駅へとたどり着く。こじんまりとした駅舎、もちろん無人駅、中を抜けると広い構内にホームが1本、島式ホームの両側に電車が止まっている。ここで早速岳南電車の車両が見れたのはラッキーだな、と思ったが時刻表を見ると運転本数は多いみたいなので、この先でも至る所で出会えそうだ。構内ではおじいちゃんと孫と言った感じの二人が電車をバックに写真を撮っていた、年末で帰省してきた孫を連れてここへ来たのだろうか、何ともほのぼのとした風景です。岳南電車のウリのひとつが沿線全駅のホームから富士山が見える、とのことだったが、写真4枚目にある通り、新幹線の高架の後ろにはグレーの雲が富士山を覆い隠したままの状態はさっきから変わっていない。
さて、大晦日の富士を追っての旅もいよいよ後半戦へと突入、この先は岳南電車沿線を各駅巡りで富士市内の中心地へと向かって行くことにします。富士山が一番近くに見える鉄道、果たして富士山はその姿を現してくれるのでしょうか・・・って毎回そんなこと言ってるなあ、すみません、もったいぶらせるような書き方ばかりで。しかしこの旅のハイライトとなる風景が繰り広げられるのはもう少し先のこと、もうしばらくはじれったい風景とのお付き合いをご了承ください、今回は是にて終了としておきます。       まちみち

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