まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2131 福井の旅(9)・・・迫る山越え

2024-09-01 21:43:46 | 旅行記
よろしくお願いします。
















福井の旅2日目、朝早くに武生にやって来たのに文化財巡りや紫式部の所縁を巡ったりで結構長居してしまいました、でも時間には余裕を持たせているので夕方までには敦賀に着くことはできるでしょう、まあ大丈夫・・・だと思うよ、と言うことでこの先は国道ではなく旧北国街道らしき道を進んで行きます。特に見所があるわけでもなく田園風景と集落の繰り返し、やがて行きのハピラインの乗車した快速が停車した南条駅へとたどり着く。周囲の町並を見る限りでは快速を停めるほどの駅かなって感じ、駅舎は立派だが中はひっそり、JR時代の設備はすべてお役御免となっていてハピラインの自動券売機がポツンとあるだけ、ただICOCAは使用できるらしい。改札を抜けると階段があってその上がホーム、電車が来る時間ではないので人は誰もいない、向こう側には福井方面のホームがあってその端には関西では見たことのないような車両が、あれは除雪車かな?


















ハピライン次の駅湯尾駅までは国道を進んで行くがかなり山深くなってきた、分かってはいることだがこの後は山越えが待っている、気後れしないようにこの先も進んで行くことにしよう。湯尾駅はログハウス風の駅舎、もちろんこの駅も人の姿は全く見ない、それでもホームは2面2線でその長さは本線時代の名残を感じさせている。駅を後にして旧街道を進んで行く、山間にある集落は宿場町だったらしくそれを示す表示板を見かけた、どうやら今走っている道が北国街道らしい。やがて道は上りとなって古いトンネルへと突き当たる、入口に対向車用の信号が立っているので車は普通に通るがすれ違うことができないのだろう。狭さに恐々ながらもトンネルを通り抜けたが幸いにも車が来ることはなかった、抜けた所にも信号機、そして入口の横にはの表示が掲げられている。ここから今庄を抜けて敦賀まで、旧北陸本線にはいくつかのトンネル群があって、北陸トンネルが開通した後は車道となってそのトンネル群は登録有形文化財となっている。今回の旅でそれらを巡るルートも考えたがさすがに山道となると不安が先立ってしまう、そんなわけで文化財のトンネル巡りはここだけとしておく、この先宿題とするかどうかは予習次第ですが、地図を見る限りではちょっと厳しいかも知れませんねえ。















トンネルを抜けた先で国道476号線へと合流してやがて今庄の町並へと差し掛かる、ちょうど正午のチャイムが鳴ったことだしコンビニもあったのでそこで昼食休憩とする、多分ここを逃すと敦賀までなさそうだから。そのコンビニの前の信号を渡るとハピラインの線路の下をくぐり抜けてやがて今庄駅前へとたどり着く、この駅には結構思い出がある。2011年のGW、福井を初めて走った時のスタートが今庄駅だったが、実はその2週間前にもこの駅に来ていて、今回走るルートと同じで敦賀まで走ったことがある、つまりその時期に2回この駅を訪れていると言うこと。その時の駅舎は今のような洒落た感じではなく、コンクリ造りのこじんまりとした感じの駅舎だった、駅前には大きな道標が立っていたのを覚えているがその道標は・・・、ああ~、上の写真にある道標だったかな?もう13年も前なのではっきりと覚えてはないが多分そうだろう。駅の近くには北国街道の宿場町があるとのことでそこはやっぱり行っておかなければならない所、旅は中盤戦、まだまだ続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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