まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1046 滋賀の旅2018年夏編(6)・・・三重県内、一気に駆け抜けて亀山へ

2018-12-28 09:26:49 | 旅行記
おはようございます。















滋賀の旅夏編、前回は旧東海道土山宿までやって来ました、土山の道の駅を出ると旧東海道もこの辺りはその雰囲気を全く感じない国道1号線を進んで行くことになる、緩やかな上りの先に見えているのは鈴鹿山脈、いよいよ旅も終盤へと差し掛かってきたと言う気持ちになってくる。峠へと向かっているわけだが上りはそれほど急ではない、ただその緩やかさがあまりにもダラダラと続くので、結構足には来る感じ、周辺は緑色が目立つばかりで風景的にもあまり面白くもない。そんな状態が続き、やがて先の方にトンネルが見えてくる、このトンネルを越えると三重県に入るわけだが往時はもちろんトンネルなどない、旧東海道は国道からひょいとはみ出た細い上り道を進んで行くことになる。旧道を進んで行った先には大きな石包みの常夜燈があり国道からもトンネルの上に立っているのが見える、ここが鈴鹿峠に当たり旧街道はその先山道になっている、もちろんそこまで冒険はできないのでそのままトンネルを越えて行くことにする。














トンネルを出るとそこはもう三重県、ここから先はさすがにここは車道を走るのは怖いので歩道を走って行くが道はカーブが連続する急な下り、しかも所々に木の枝がはみ出していて腕に突き刺さって痛くて痛くて仕方ない。坂の途中で山道となっていた旧東海道が合流してきて、そのまま国道に沿う旧道へと続いているので、そちらへと入ってまだまだ続く坂道を下りて行く。やがてたどり着いたのは坂下宿、四方を山に囲まれて人の姿もほとんど見かけない、ホントにこんな所に宿場町があったのかと思ってしまうくらいに鄙びた場所である。それでも旧街道の雰囲気が漂う町並はわずかに見ることはできる、京へ向かう人たちは鈴鹿峠への厳しい上りを目の前にしていろいろな思いを馳せた所なのだろう、しかし現代にしてみれば近くにスーパーやコンビニはほとんどなく自分(一人称)のように当然のように町の暮しに馴染んできたものからすると不便で仕方ない所に感じてしまう。そばを沿うように通る国道1号線の車の音が生活の静けさを打ち破るかのように聞こえてくるが、この道が不便そうに見えるこの地で暮らしている人たちのライフラインとなっているのだろう。更に下りが続くその国道1号線を進んで、さあ、たびもいよいよ最終盤へと差し掛かって行きます。
















今回は関宿はスルー、サラリと通り過ぎて旧東海道をこの旅の最終目的地の亀山へと向かって進んで行く。その旧街道は国道1号線を避けるように進んで行って、町の中心に架かる所からは結構な上り坂、JR関西本線が通る所からは結構離れた高台になる所へと入って亀山宿へと入って行く。旧街道の雰囲気が漂う町並、一里塚、武家屋敷、町の一番高い所にあるのが亀山城、旧東海道は市の中心部とは離れた所を通って、この先四日市、桑名方面へと続いているが自分(一人称)の走りはここまで、前に三重県を走った時には時間の都合で来ることができなかった亀山宿を今回は十分に巡ってJR亀山駅へと向かう。夏の甲子園の方は滋賀県代表近江が激戦を繰り広げていてサヨナラ勝ち、前橋育英の投手はちょっと気の毒だったがこれも勝負だ、しかしその厳しい勝負の無惨な結末を、近江もこの後味わうことになってしまう、その話は明石の走りの時にまた触れることとしておきましょうか。そんなわけで最後は三重県内を一気に走り抜けた感じで駆け足で終わってしまうことになりましたが、滋賀の旅夏編、これにて幕としておきましょう、まあ年末に間に合って良かった・・・。さて、今回もお時間となってしまいました、今年はもう1回だけ更新して終わることになりそうです、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち



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