クサシギ
2021-09-09 | 野鳥
クサシギは休耕田や川辺などの淡水域いるシギ類で、春や秋の渡りの時期に飛来する渡り鳥です。
海辺で見かけることはなく、草地の水辺で見られるシギというのが名前の由来です。

白いアイリングがあり、体上面は褐色で小さな白斑があります。
この白斑は類似種のタカブシギよりも小さめです。
またタカブシギのような明瞭な白い眉斑はありません。
クチバシは細くて長めです。
類似種のイソシギが尾羽の方が翼より長いのに対して、クサシギは翼と尾羽はほぼ同じ長さです。








とても地味な鳥ですが、トコトコと歩く姿は可愛いです。

飛翔シーンです。
翼にはイソシギのような白い翼帯はなく、尾羽は白くて先端に黒斑があります。
ちなみに以前のタカブシギの記事は↓
https://blog.goo.ne.jp/cello0501/e/c66b039cdc6a8a9019aaf8a63b674a0f