一概に身近なカラスといってもハシブトガラスとハシボソガラスの二種類がいて、いろいろな点で異なります。










ハシブトガラスは元来、森に住む鳥で高層ビル街や住宅地でよく見られ、ゴミを荒らしたりして問題になっているカラスです。
一方、ハシボソガラスは農耕地や河川敷など、比較的に開けた場所でよく見かけます。
外見ですが、ハシブトガラスはハシボソガラスとは違い額が出っ張って見えます。
また、ハシブトガラスはカーカーと澄んだ声で鳴くのに対して、ハシボソガラスはガーガーと濁った声で頭を上下させて鳴きます。
さらにハシブトガラスは両足でぴょんぴょん跳ねるホッピングで地上を移動することが多いのに対して、ハシボソガラスはウォーキングで移動することが多いなど、生態に違いがあります。
河口でのハシブトガラスです。

おでこは出っ張っていて、上クチバシは太くて下に湾曲しています。


ハシブトガラスの飛翔シーンからです。








