用事があってコンビニに行く。
数年前は、反対側に立っていたんだなぁっと、最近しみじみ思うことがある。
コンビニを利用する人は様々で
もちろん、ほかの小売、スーパー関係は
様々な人が利用するが
各種支払いや受け取りや委託、
そこに深夜、早朝となると
少し利用する人の生活が見えてくる時がある。
私がコンビニ側の人間だった時の話。
お客様で
コンビニの棚のご贈答の箱を指差して
あれをくれと言う中年の男性がレジ前に立った。
クッキーやお煎餅などの詰め合わせの中からクッキーのものを指をさしていた。
わかりやすく、正面には、包装紙の上に
中身がわかるように
丁寧に一箱づつ写真をプリントされた紙が見えるようにラップされている。
もちろん、そのラップと写真を外し
包装された箱がちょうどうまく入る手提げの紙バッグが用意され、お客様にすぐに持って行ってもらえるようになっているものだ。
そのクッキーの箱を指差したお客様は、
『そのまま寄越すなよー』
『これは、うちにきた客人に渡すのだから
そんな写真は取ってくれるのだろうなぁ、バカなことはするなよ、しっかり考えてくれよー』
『その箱ならコンビニで買ったとわかるからキチンと包装紙に包んでくれるのだろうなぁ』
一体何をビビっているのだろう。
買い慣れていないことをサトラレないように虚勢を張っているのか?
私達、店員は
『はい』『はい』と
何事も逆らわず
わかってるフリをして
息巻くお客様をあしらってる。
しかし、
キレイに元々包装されているのは
製品として名のある製造元のロゴだけが印刷された包装紙である。
それをまた、包めと。
コンビニの商品だとは思われたくない?
ここにきて、
お宅の店は、格が下がるから
名前は分からないようにしてくれといわんばかりの勢いだ。
じゃ、何故ここに来る?
そんなにコンビニとわかるといけないのか。
しかし、来て買っていこうとしているものは紛れなくコンビニのものである。
お客様の勢いは凄まじく
鼻から白い息が見えるようだ。
これは、仕方がない。
納得するようにするしかない。
『はい、この包装紙になりますがよろしいでしょうか。こちらのものしか包装紙はございません、いかがなさいますか?』
と、その印刷された赤と緑のマークにわざと指差して、男性にかざした。
その包装紙をマジマジみて、
一旦は鼻息は収まったように見えた。
次に繰り出す言葉は何かと待っていたら、、、。
『おぉー、そんな包装紙があるんじゃないかー、さっきから言ってるように、それで包んでくれー』
『承知いたしました。お包みする間、もう少々お待ちくださいませ』
ほんとに、これで包んで良いのだろうか?
けれど、その中年男性の話は全て聞いた。
そして、包装紙も見せて、なおかつ、包んでくれと言ったのだから、良いのだろう。
言われた作業はやるしかない。
そう思いつつ、その包装紙で
先に包装されたクッキーの箱を包装する。
小さな小さな、セブンイレブンのロゴが入っている包装紙を包み終えて
紙の手提げバッグに入れ
その男性に手渡した。
満足げに男性は、店を後にした。
私は、間違いはなく、そつなく仕事をした。
そうでしょ?
そうだよね。
たとえ、包装紙に、セブンイレブンのマークが付いていようと、男性にキチンと見せたのだから。
こうして
ひとつひとつを思い出すと
あとから、可笑しくなってくるエピソードが何個かあるもので
知ったかぶりは滑稽である。
分からないことは年に関わらず
聞くことは必要で
互いが同格の優しみの中にいれば
怒ることも、声を荒げることもない。
現場は現場。
餅は餅屋。
どうしたいかを伝えればいい。
現場が1番、それに叶う方法をしっていることが多いのだから。
たまには、衝動買い(笑)
数年前は、反対側に立っていたんだなぁっと、最近しみじみ思うことがある。
コンビニを利用する人は様々で
もちろん、ほかの小売、スーパー関係は
様々な人が利用するが
各種支払いや受け取りや委託、
そこに深夜、早朝となると
少し利用する人の生活が見えてくる時がある。
私がコンビニ側の人間だった時の話。
お客様で
コンビニの棚のご贈答の箱を指差して
あれをくれと言う中年の男性がレジ前に立った。
クッキーやお煎餅などの詰め合わせの中からクッキーのものを指をさしていた。
わかりやすく、正面には、包装紙の上に
中身がわかるように
丁寧に一箱づつ写真をプリントされた紙が見えるようにラップされている。
もちろん、そのラップと写真を外し
包装された箱がちょうどうまく入る手提げの紙バッグが用意され、お客様にすぐに持って行ってもらえるようになっているものだ。
そのクッキーの箱を指差したお客様は、
『そのまま寄越すなよー』
『これは、うちにきた客人に渡すのだから
そんな写真は取ってくれるのだろうなぁ、バカなことはするなよ、しっかり考えてくれよー』
『その箱ならコンビニで買ったとわかるからキチンと包装紙に包んでくれるのだろうなぁ』
一体何をビビっているのだろう。
買い慣れていないことをサトラレないように虚勢を張っているのか?
私達、店員は
『はい』『はい』と
何事も逆らわず
わかってるフリをして
息巻くお客様をあしらってる。
しかし、
キレイに元々包装されているのは
製品として名のある製造元のロゴだけが印刷された包装紙である。
それをまた、包めと。
コンビニの商品だとは思われたくない?
ここにきて、
お宅の店は、格が下がるから
名前は分からないようにしてくれといわんばかりの勢いだ。
じゃ、何故ここに来る?
そんなにコンビニとわかるといけないのか。
しかし、来て買っていこうとしているものは紛れなくコンビニのものである。
お客様の勢いは凄まじく
鼻から白い息が見えるようだ。
これは、仕方がない。
納得するようにするしかない。
『はい、この包装紙になりますがよろしいでしょうか。こちらのものしか包装紙はございません、いかがなさいますか?』
と、その印刷された赤と緑のマークにわざと指差して、男性にかざした。
その包装紙をマジマジみて、
一旦は鼻息は収まったように見えた。
次に繰り出す言葉は何かと待っていたら、、、。
『おぉー、そんな包装紙があるんじゃないかー、さっきから言ってるように、それで包んでくれー』
『承知いたしました。お包みする間、もう少々お待ちくださいませ』
ほんとに、これで包んで良いのだろうか?
けれど、その中年男性の話は全て聞いた。
そして、包装紙も見せて、なおかつ、包んでくれと言ったのだから、良いのだろう。
言われた作業はやるしかない。
そう思いつつ、その包装紙で
先に包装されたクッキーの箱を包装する。
小さな小さな、セブンイレブンのロゴが入っている包装紙を包み終えて
紙の手提げバッグに入れ
その男性に手渡した。
満足げに男性は、店を後にした。
私は、間違いはなく、そつなく仕事をした。
そうでしょ?
そうだよね。
たとえ、包装紙に、セブンイレブンのマークが付いていようと、男性にキチンと見せたのだから。
こうして
ひとつひとつを思い出すと
あとから、可笑しくなってくるエピソードが何個かあるもので
知ったかぶりは滑稽である。
分からないことは年に関わらず
聞くことは必要で
互いが同格の優しみの中にいれば
怒ることも、声を荒げることもない。
現場は現場。
餅は餅屋。
どうしたいかを伝えればいい。
現場が1番、それに叶う方法をしっていることが多いのだから。
たまには、衝動買い(笑)