湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

柿渋色の夕暮れどき

2018-10-13 17:16:23 | 日記
今日は肌寒い日だった
曇り空が
もう明けることはないんじゃないかと
思えるほどに。


この季節は
はぐれた雲が居座るようで
気流にのって
のんのんって
もっと東へ行ってくれればいいものを。


なんて思いながら
雲に手を振ってみたけど
たじろぎもしなかった 。


だから、
撮り溜めしたドラマを
買い物から帰って見始めると
新しい物語が始まってきてるじゃない!!


少しわくわく


あまり
ドラマを見るほうではないけれど
家事の片手間に少しだけ


秋は秋なりの
少し深い色合いの物語になっている


普段の
夕暮れ色も深みをまして
訪れるのが早くなってきたね


季節は移ろうものだね、本当に。


人は早足で
車はスピードを上げて
通り過ぎていくように見える


『気をつけてね』


見知らぬ人に思いを投げる


青でもなく
赤でもない
ましてや黄色でもない


柿渋色の夕暮れの
おつかれさまと
おかえりなさいが
一緒になった色



私は何色をしているんだろう














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