湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

坂道のクリスマス

2019-11-27 22:31:00 | コラム

ここのところ、ずっと
鉛色の蓋をされた空
あかね雲さえ見当たらない


今日は新月だから
月さえも探せないや


そんな、いつもの帰り道


丘と丘の隙間にある坂道が
アーチ型の橋を渡る途中で目に止まった


信号が緑
行きの車のテールライトが赤
向かってる車のヘッドライトが金色


そこの坂道の上からは
私の大好きな街の風景が見える場所


反対に
こちら側から見上げると
こんな風に見えるんだね


みょうに納得したりして
写真を撮りたくても
撮れないジレンマと戦いながら
アーチ型の橋を渡り切った


鉛色の夕暮れ時は
坂道がクリスマス


どこかに書いておこう


赤色が一度に増えたり
緑色が一瞬で無くなったり
金色は行ったり来たりを繰り返す


今まで気づきもしなかったこと


小さな町の
小さな坂道のマジックだ


ああ、
今年は
クリスマスが来て
やっと静かになるかな


って
この一年は
本当に早かったこと


ビュンビュンと音がなりそうな具合で
歩いていたかも


いやいや
ゴンゴン、ぐゎんぐゎん
いまだに、家の外壁を修理する音がする


まだまだ
これからこれから

次から次に繰り出されていくこと

みんなは、どうしてこなしているのだろう(笑)

まぁ、私は私のペースでいいよね











コメント (2)
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