満月の空を見上げてた
なんだか振り向くと
遠くの空が紫色に光っていた
はるか遠くのどこかで
この満月を
見ようとしても
見えない場所があるんだね
まさに
とある漫画で
『瘴気の渦』と言っていたようなヒカリ
その空の下じゃ
慌ただしく
家路を急ぐ人や
恋人と待ち合わせの人
濡れた体を温めあっていたり
寂しく雨に打たれたままの人がいたり
そんな空の下じゃ
無理やりにでも
エネルギーが降り注ぎ
心が突き動かされ
今を感じさせられてしまう
巡り来る季節の中で
それぞれの人生が動いていく
お月様は
人の営みの中で
情けや感情を
司る惑星だと言われて
涙を誘う月だとしても
眺めているだけじゃ
何にも起こりはしないね
潜在意識的に何かが起こるという
そんなこともあるにはあるけど
満月は
見ようとしてみないと
空を見上げることを忘れるもの
静かな夜空の下
満月と稲光の間に
ちっぽけな私が立っていた
何にも出来ない私は
自分が無表情なことに
やっと気がついた
なんだか振り向くと
遠くの空が紫色に光っていた
はるか遠くのどこかで
この満月を
見ようとしても
見えない場所があるんだね
まさに
とある漫画で
『瘴気の渦』と言っていたようなヒカリ
その空の下じゃ
慌ただしく
家路を急ぐ人や
恋人と待ち合わせの人
濡れた体を温めあっていたり
寂しく雨に打たれたままの人がいたり
そんな空の下じゃ
無理やりにでも
エネルギーが降り注ぎ
心が突き動かされ
今を感じさせられてしまう
巡り来る季節の中で
それぞれの人生が動いていく
お月様は
人の営みの中で
情けや感情を
司る惑星だと言われて
涙を誘う月だとしても
眺めているだけじゃ
何にも起こりはしないね
潜在意識的に何かが起こるという
そんなこともあるにはあるけど
満月は
見ようとしてみないと
空を見上げることを忘れるもの
静かな夜空の下
満月と稲光の間に
ちっぽけな私が立っていた
何にも出来ない私は
自分が無表情なことに
やっと気がついた